【大相撲】遠藤の印象的だった取組二つ紹介。1・相手に警戒心を抱かせるだけで勝つ。2・珍しい足技。【2023.9秋場所】
2023年秋場所。遠藤の印象的な取組二つを振り返ります。一つは相手に引かせて勝った相撲。相手に左四つを警戒させたのが勝因の一つです。二つ目は、遠藤としては珍しい足技の相撲。
2023年秋場所。遠藤の印象的な取組二つを振り返ります。一つは相手に引かせて勝った相撲。相手に左四つを警戒させたのが勝因の一つです。二つ目は、遠藤としては珍しい足技の相撲。
正代戦で、土俵際まで押されたのに、その正面からの力を利用してひねるような掬い投げを見せた遠藤。上手いなあと思いました。勝ち越しインタビューでは優勝可能性について言及され、語っていました。
遠藤が下手出し投げで勝った取り組みに対し、解説の立田川親方らが遠藤を上手いと絶賛。遠藤がここまで取り組み後に褒められているのは久々な気がして嬉しかったです。
2022年九州場所、髙安が千秋楽で単独トップに立っていて、優勝目前だったのですが、叶いませんでした。今年三度目のチャンスだったのですが残念です。でも楽しみが延びたと思って、来年に期待します。
2022年大相撲九州場所。髙安が優勝するかと思っていたら巴戦になり、阿炎が優勝をかっさらっていきました! 期待は寄せていたけれど優勝まで行ってくれるとは思っていなかったのでビックリ。努力の証ですね。
遠藤VS佐田の海戦の大相撲中継中、アナウンサーが両者を「ベテラン同士」と言い、遠藤がベテランと呼ばれたことにショックを受けました(笑)。そこまで年は行ってないのでは? 私の中ではまだ若手です。
新型コロナの影響で禁止されていた出稽古が二年ぶりに解禁されたと報じられ、そのニュース映像に遠藤が映っていて嬉しかったです。巡業も今年から復活するそうで楽しみ!
今場所、単独トップを維持していた髙安。最後、優勝決定戦で、驚異の膝のバネで若隆景が勝ち、髙安は天皇賜杯を抱けませんでした。しかし諦めず、今後も優勝目指して頑張ってほしいです。
今場所、一年四ヶ月ぶりに勝ち越しを決めた栃ノ心。以前は番付を落としたりすると気弱な発言をしていましたが、今は、その頃よりは焦りを手放している様子。精神の成長が感じられて頼もしく思いました。
我が北海道旭川市出身の旭大星を兄弟子として可愛がってくれていた旭秀鵬がついに引退してしまいました。旭天鵬、旭秀鵬、旭日松、旭大星の旭四兄弟も、少しずつ別の道を歩んでいくのですね。
痛む古傷を膝や足首に抱えながらもサポーター類を着けずに闘う遠藤に対し、鳴戸親方の見方がかなりドライでした。でもそれは遠藤の思惑通りなのかもしれません。
稀勢の里(荒磯親方)が独立して「荒磯部屋」を開いたことを知りました。弟子は四名。稀勢の里が引退したのが寂しかったのですが、その物語の続きが見られるようで嬉しいです!
今場所、一敗で単独トップをひた走っていた照ノ富士に、なんと遠藤が勝利しました。遠藤が千秋楽に優勝の可能性を残すのは入幕以来おそらく初めて。貴景勝とあわせて三人による巴戦を期待します!
2021年3月場所十二日目、VS御嶽海戦で朝乃山が見せた立ち合いがすごかった。素早くて力強くて気迫があふれていました。今場所、まだ優勝争いに絡んでいるので、最後まで頑張ってほしい!
2015年の幕下優勝時から注目して応援してきた正代が、2020年秋場所でついに幕内初優勝を果たしました! 正代らしさに磨きをかけて今後も頑張ってほしい! 目指せ横綱!
しばらくぶりに幕内に復帰した照ノ富士が優勝しました。最近、老舗力士(往年の幕内常連)の引退が続いていたので、照ノ富士のようなわりと歴史のある力士が活躍してくれて良かったです。
今場所、大関昇進がかかる朝乃山。鶴竜に投げを打ちながら頭から落ちていくときに、出かけた手を引っ込めて少しでも勝ちに近づこうとした姿が格好良かったです。
2020年初場所。中盤から優勝候補として頭一つ抜きんでてきたのが正代! その、攻撃をめいっぱい食らいながらも最後に相手の自滅を誘う冷静な相撲が巧みです。優勝してほしい!
いつも、見逃した取り組みは録画した生中継から探して再生して見ていて、それが少し大変だったのですが、NHKのサイトで先場所から取り組み動画を簡単にチェックできるようになって重宝しています!
北勝富士が敗れて土俵に腹ばいになったところから、腕立て伏せの体勢→両脚を前方にジャンプで立ち上がったのが格好良くて、真似してみたら、すごく腹筋を使う動きで、かなりの筋肉痛になりました。
先場所(2019年名古屋場所)から土俵際の粘りがきくようになってきた遠藤、今場所は小結に復帰して、好調。追手風親方によると膝の痛みが軽くなったそうで、膝の状況が維持されれば良いなと思います。
2019年大相撲名古屋場所。遠藤は最終的に10勝を挙げ、来場所の返り三役が濃厚になりました。千秋楽の一番は土俵際の大ピンチを二度も凌いで北勝富士に勝利。強い相撲で見応えがありました!
2019年名古屋場所十日目の琴奨菊戦。遠藤は琴奨菊からの猛烈な「がぶり寄り」を二度も受けながら、二度ともそれを退け、上手出し投げで勝利しました。会場大盛り上がり。私も盛り上がりました。
2019年名古屋場所。遠藤は中日までに二大関を倒す敢闘ぶり。豪栄道戦では正確な攻めが光りました。インタビューで無口なのを稀勢の里(荒磯親方)が褒めてくれて嬉しかったです。
記念すべき、令和元年初の本場所。千秋楽でトランプ大統領が優勝力士の朝乃山に大統領杯を授与するシーンを見るのを楽しみにしていました。大相撲の土俵上に日米両首脳が立っているという豪華感、すごい!
先場所で大関陥落した栃ノ心が、今場所、10勝を挙げて見事大関復帰を決めました。史上五人目の快挙です。立ち合い変化の相撲でしたが、怪我もあり、気持ちも追い詰められ、仕方ない面があったようです。
令和元年、初の本場所。千秋楽でトランプ大統領が大統領杯を渡すのは日本人力士であってほしいと思っていたら、見事、富山県出身の朝乃山が優勝してくれました!
遠藤がVS隠岐の海戦で魅せてくれました! がっぷり組んで、相手の上手(うわて)を切り、瞬時に出し投げ。大相撲の醍醐味を堪能できる遠藤の相撲はやっぱりいいですね。
永谷園の隈取り化粧まわし。今まで六種、遠藤に色違いで贈られてきて、今場所、その七種目が披露されました! 目にも鮮やかな金色! でもデザインが今までとちょっと違う! 遠藤という刺繍も無い!
角番大関だった栃ノ心が千秋楽で貴景勝に敗れ、大関陥落してしまいました。しかし、「勝っても負けてもいいから、思い切りいく」という本人の言葉通りの相撲は、見ていて気持ちの良いものでした。