↑2023年初場所九日目!! 遠藤は琴恵光との対戦でした。
新しい世代の力士がどんどん上がってきている幕内において、この二人は安定の老舗力士! という感じで、見ていて安心感があります。
下手出し投げ
(画像出典:2023年1月16日放送 NHK総合1 大相撲初場所 九日目)↑そんな二人の取り組み。どうなるかなと思ってみていたら、最後、遠藤が琴恵光の廻しをつかんで引き倒しました。
普段、取り組みを見ていても「決まり手」が何なのか自分ではよく判断できませんが、この遠藤の決まり手だけはアナウンスを聞く前にわかった!!
遠藤の得意技、「下手出し投げ」だ!!
解説陣絶賛
すると、解説陣が遠藤を絶賛!!
まずアナウンサーが
この出し投げが上手い! タイミングの計り方はまさに天下一品です。このへんがやはり上手いですよね遠藤。
と言えば、立田川親方(元・豊真将)が
上手いですね。(略)下がりながらもしっかりと前傾で我慢していたのが良かったんじゃないかなと思いますね。
と続けます。
遠藤の四つ相撲の技術について
さらに、「四つ相撲は覚えることがたくさんある」という話から、立田川親方が
遠藤は入門したときすでに学生時代から四つを磨いていましたし、入門してから自分も当たったことあるんですけども、最初の頃からそういう技術はありましたね。学生の頃から技術っていうものを磨いてきていたんだと思いますね。
(廻しを切ったり巻き替えたりという様々な技術について)自然とそういう動きがですね、頭で考えなくてもできるようになってると思うんですよね遠藤ぐらいのレベルになると。
「遠藤ぐらいのレベル」という言葉が、立田川親方が遠藤を高く評価してくださっているようで嬉しい!
解説の舞の海さんも、
無駄な動きがないですよね。脚の運びから腕の使い方
と遠藤を褒めてくださいます。
怪我さえなければ
そして最後にアナウンサーが言ったのは、遠藤ファンからすればため息が出てしまうようなもの。
怪我さえなければな、という遠藤ですね。
そ……それは、そう。深々と、その通り。
でもそれを言っちゃあおしまいよというか、どうしようもないというか、それでも前向きに頑張るしかないというか、けれどそれをわかっていながらもつい言葉に出てしまうくらい、遠藤の怪我は周りから見ても大きなものだったということですね。
それを受けて舞の海さんが一言。
怪我さえなければもう……大関ですよね。
ををーーい!! そこは大関じゃなく横綱なんじゃないのかーーーい!!
と心の中で突っ込みを入れながらも……。
ここまで、取り組み後に遠藤が解説陣から口々に絶賛されるのも久しぶりのことだと思い、嬉しく聞いていました。
諦めてない
でも、怪我したからって、望みがなくなったわけではない。照ノ富士の例もあるし。
私は全然諦めていません! とにかく最後の最後まで応援し続けます。遠藤なりに、遠藤の最善の相撲を取り続けてほしいです。
アナウンサーによると「遠藤は去年の春場所以来勝ち越しがない」とのことで、言われるまで気づいていませんでした。大きな負け越しではなかったために私自身あまり気になっていなかったのかもしれません。
今場所はここまで好調なので勝ち越せたら良いなと思います!
頑張れ遠藤!!