2025年の大河ドラマ「べらぼう」の6月15日放送分に「若元春、遠藤、錦木が関取役で出演」するとネットニュースで見かけ、「ぬゎんですとぉぉぉ???」となりました。
「べらぼう」は、2010年の「龍馬伝」以来、15年ぶりに毎週見ている大河ドラマで、そのドラマに遠藤が出るなんて!! 運の良い巡り合わせだ!!
と、バチバチに気合いを入れてテレビの前で待機しました。
遠藤出演!
そして、放送開始!
吉原の遊郭が舞台のドラマなので、一体、どんな場面に遠藤が出てくるんだろう(あまり不健全なシーンでなければ良いな)……とちょっと心配していたのですが、遠藤たちは、主人公の
↑江戸で大評判の本屋になった蔦重(主人公)が部屋に入ると……。
↑すでに着席していた錦木が、有名人を間近に見られた興奮で感嘆の声を上げます。「おお、これが……!」
↑続いて若元春も嬉しげに「蔦重……!!」とうなずきます。
そして!! 我らが遠藤が!!
↑「俺も買ったよ……!」と、
↑最後に蔦重が、力士が優勝後に飲むような大きな
という、合計12秒ほどの出演シーンでした。
思ったより短かった(笑)
ドラマの筋書きに直接関わる人物ではないのですから当然といえば当然ですが、思ったよりも出演シーンはあっという間に終わってしまいました(笑)。
でも、こんな、大河ドラマに出る機会を得られるような力士ってそうそういないので、遠藤にとっては良い思い出になっただろうなあ、良かったなあと思いました。
蔦重役の横浜流星さんがとても華奢に見える、圧倒的な恰幅の良さ、どっしりとした大きさが、力士の強さを感じさせて、やっぱり力士って格好いいなと思いました。
(カツラをかぶらなくても元々本物のマゲっていうのもすごいですよね。)
なぜあの三人か
それにしても、錦木、遠藤、若元春とは、どういう基準で選ばれたのか……。
大の里のような、今まさに話題の若手! という感じではなくて、全員、わりと長年相撲をやっていて、長い年月で獲得した幅広い年齢層の大勢のファンがいる。
そして、相撲の取り口が真面目で、力士としての品があるということあたりが共通項かなと思いました。
なかなか渋い、良い人選だったのではないかと思います。(とにかく、遠藤を入れてくれたことはありがたい! ありがたやま!)
出演者としての表記は四股名フルネームが良かったかも
ただ、個人的にちょっと引っかかったのが番組冒頭のクレジットにおける表記。↓
↑関取役として四股名が書かれていて、これはこれで良いのですが、個人的にはどうも、他の役者さんたちがフルネームなのに力士だけフルネームではないというのに違和感があって、できれば、番付表のように、四股名のフルネーム表記が良かったかなと思ってしまいました。
↑番付表は、このように、「鶴竜力三郎」とか、姓+名なわけですよね。
ですから、大河ドラマの出演者としても、「錦木 徹也」「遠藤 聖大」「若元春
まあ、大相撲に日頃馴染みの無い視聴者のために、姓だけの四股名にしてわかりやすくした……という事情もあったのかもしれません。
楽しそうな遠藤
遠藤ファンとしては、かなり久々に、リラックスしたような、楽しそうな遠藤を見られて良かったです。
ドラマ初出演の感想で、遠藤は「恥じらいを捨てて」演技したとのことで、短いシーンであっても、心を込めて精一杯臨んだんだなということが伝わってきました。↓
「ふだんの取組より緊張しました??」
— 大河ドラマ「べらぼう?蔦重栄華乃夢噺?」日曜夜8時 (@berabou_nhk) June 15, 2025
現役幕内力士の #若元春 関、#遠藤 関、#錦木 関が、関取役で今夜べらぼうに登場。収録後にドラマ初出演の感想をうかがいました??#大河べらぼう 配信は??https://t.co/NoS4kl2DtM#sumo pic.twitter.com/k2xa5K6LUz
↑この三人、こうして一緒にいるところを見たことがないので新鮮な取り合わせですが、穏やかそうで雰囲気が良い面々ですよね。
またこの三人でどこかの時代劇に出てくれたら面白いなあなんて思います。
ファンとしても良い経験ができました! 来場所も、頑張れ三人!
頑張れ遠藤!!