2022年大相撲秋場所!
録画してあった大相撲中継の中からいつも真っ先に確認するのは遠藤の取り組みなのですが、二日目のVS佐田の海戦で事件は起きました。
ベテラン
遠藤と佐田の海が土俵に上がり、立ち合い前の仕切りを繰り返していたとき。
アナウンサーが言ったのです。
遠藤、佐田の海。これも一つ楽しみですね。ベテラン同士。
え? と私は耳を疑いました。
何? ベテランって言った? 遠藤のこと、ベテランって言った??
慌てて映像を巻き戻し、もう一度聞き直します。
……やっぱり言ってる……遠藤のこと、ベテランって言ってる!!
これを聞いて私は承服しかねる気持ちになりました。
いや、遠藤はまだ、ベテランと呼ぶほど年を取ってはなくないか??
悪い意味ではないが
ベテランとは、確かに悪い意味ではないです。
経験豊富とか、それゆえに技が熟達しているとか、そういう良い意味で使われる言葉だと思います。
けれど、「経験豊か=積み重ねた年数が長い」ということでもあり、それはすなわち「肉体年齢が行っている」というニュアンスも含むもので、職人の世界などならまだしも、力士は肉体年齢が引退に直結してくるので、「ベテラン」と呼ばれるのを聞くのは、
まだ30代前半
それでも、40歳近い年齢だったりすれば、確かに本当にベテランなので仕方ないのですが、遠藤はまだ31歳なんです。
31歳……ごく若手というわけではないかもしれないけれど、ベテランとまでは言えなくないか? 中堅、くらいじゃないか??
2013年に初土俵を踏んでから、まだ10年経ってないんですよ。まだまだ、大相撲界の中ではフレッシュな存在なんですよ。
多分、角界入りしてすぐに幕内に上がり、ずーーーっと上位にいるので、ベテランのように思えるだけなんですよ。
だから、ベテラン呼びするのには、もうちょっと猶予が欲しいところです。
多分、親の年齢を考えたくないのと似ているんですよね。親が老いると思いたくないというか。長生きしてほしいので。
主観的には若手
遠藤は、主観的にはまだ私の中で若手です。
2013年にザンバラ髪で新入幕を果たしたときの、あの、勢いある若武者のような遠藤のイメージが、現在まで続いています。
遠藤にはまだまだ、現役で長く頑張ってもらいたい! 遠藤の相撲をまだ見たい!
本人は、2018年に年寄名跡「
ベテラン、ではなく、永遠の若手のまま。
そういうつもりで、これからも応援を続けます!
頑張れ遠藤!!