<旭秀鵬引退のお知らせ>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 21, 2022
令和4年1月21日、元幕内 旭秀鵬(本名 トゥムルバートル・エルデネバートル、友綱部屋)は引退しました。#sumo #相撲 pic.twitter.com/uLSDDZp6uF
↑2022年1月21日、旭秀鵬が引退することが報じられました。
兄 やん
旭秀鵬といえば!! 我が北海道旭川市出身の力士旭大星の兄弟子。↓
(画像出典:映画「辛抱」画像内矢印と文字は筆者)↑旭大星が入門間もない頃、稽古中に泣いてしまったのを慰めてくれたり、よく面倒をみてくれて、相撲界における旭大星の本当の兄のようで、旭大星を応援する身としては親しみと感謝を覚えていました。
いつもさりげなく幕内の土俵にいて、あまり目立たないけれど強さを維持していてすごいなあと思っていたのですが、いつの間にか幕内で見かけなくなり、十両にいることはたまに確認していたのですが、気づいたら引退の報……という感じになってしまいました。
右膝の怪我
調べたところ、どうも右膝の靱帯に何度か怪我を負い(*1)、それが元で思うような相撲が取れなくなり、番付がふるわなくなってしまったという経緯があるようです。(参考*1:wikipedia)
(画像出典:2022年1月22日放送 NHK総合1 大相撲初場所十四日目)↑引退会見で
幕下に落ちて、もう一度頑張ろうと思ったけど、やっぱりけがの状態がよくなくて気持ちが切れました(*2)
と語っていたという旭秀鵬。(引用*2:デイリー)
もうこれ以上頑張っても肉体的・相撲的に向上の見込みがないと判断したんですね。膝の怪我というのは力士にとって本当に重たいものですね。
しかしながら、「けがと付き合いながら、自分なりにやり切った」(*3)という言葉もあったそうで、やり切ったと思えるのならそれは良かったと思いました。(引用*3:Yahoo!ニュース)
旭秀鵬の今後
引退した旭秀鵬が今後どうするのかが気になるところですが、旭秀鵬は日本国籍を取得していないため、親方として協会に残ることはできないらしい。(参考:Yahoo!知恵袋)
同部屋の、モンゴル出身力士の先輩である旭天鵬は日本国籍を取得して親方になったため、旭秀鵬も同じ道を歩むのかと思っていたのですが、そうではないようで意外でした。
本人は「またいろいろ考えて、頑張っていく」(*4)と語っていたとのことですが、日本国籍を取得していないのなら、モンゴルに帰るつもりなのかな。奥さんもモンゴル人とのことだし、そのへんは問題なさそうですものね。(引用*4:Yahoo!ニュース)
旭四兄弟・それぞれの道
(画像出典:2014年9月16日放送 HBC北海道放送1 あさチャン! 画像内文字は筆者)↑大島部屋出身の旭四兄弟。上の写真は2014年のもので、まだ四人とも現役力士の頃ですが、現在、現役なのは旭大星一人になってしまいました。
旭天鵬と旭日松は引退してそれぞれ友綱親方、桐山親方へ。
旭大星は現役続行。
そして旭秀鵬は引退して……部屋を離れるのでしょうか。
私の中では2014年の、旭四兄弟が力士として躍動していた頃の印象が強いので、こうして皆が少しずつ現役の土俵を離れ、バラバラになっていく様を見るのはなんだか切ない感じがします。
でもこういうのが、力士というものの自然な流れなんですよね。
ありがとう旭秀鵬
(画像出典:2022年1月22日放送 NHK総合1 大相撲初場所十四日目)↑引退会見の最後に、元・旭日松から花束を受け取っていた旭秀鵬。
相撲協会を離れるのならば、もうテレビで旭秀鵬を見ることはないのかもしれず、寂しいけれど、でもどこかで元気に暮らしていることを信じて、その新たな人生を陰ながら応援してます!
旭大星の面倒をよく見てくれてありがとう!
幕の内を20場所務め、関取在位は60場所。2012年から九年間、関取を維持。立派な成績を残したと思います!
二年以上更新されていない本人のツイッターアカウントがあるので、こちらで今後、何らかの動きがあることを期待。たまには、近況報告してね!!
あと気になるのは、残された旭四兄弟の末っ子旭大星の今後ですね……。
今場所は西幕下五枚目で途中休場してしまっています。旭秀鵬の