2014年10月5日にNHKで放送された「テレビスポーツ教室」という番組で、「四股(しこ)の踏み方」が紹介されていました。
玉ノ井親方による指導!
指導してくれたのは、元・大関「栃東」(とちあずま)の玉ノ井親方。
(画像出典:2014年10月5日放送 NHKEテレ1 テレビスポーツ教室)↑まず、「両足を開き腰を落とす」腰割りという姿勢を取ってから……。
(画像出典:2014年10月5日放送 NHKEテレ1 テレビスポーツ教室)↑体重を片足にのせ、足を上げる。そして、足を下ろす。
体重を片足に
ポイントは、体重を片足にのせるというところ。
体重をぐっと片足にかけ、上体が斜めに傾くことで自然に足が上がるのが正しい四股。
四股は、まっすぐの体勢で足だけ上げているのだと思っていたので、目から鱗でした。
つまり脚の筋肉だけでなく、もっと体全体を使った運動なんですね。
力士っぽい
これ、実際にやってみると、なかなか楽しいです。
足だけ上げようとすると大変ですが、「片方に体重をかけて自然にもう片方の足が上がるようにする」という玉ノ井親方の指導通りにやってみると、それなりに力士っぽくできるんです(笑)。
場所も取らず、思い立ったら何気なくすぐできるし、1~2回やっただけでも汗が出るので、室内での筋力トレーニングとしては良いものなのではないかと思いました。
<夏巡業@新潟市>四股を踏む、豊山。#sumo #相撲 pic.twitter.com/fiTpqIuCXK
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年8月4日
↑こちら、2018年の夏巡業で四股を踏む豊山(画像クリックで再生されます)。やはり片足にしっかり体重をのせてから、もう一方の脚を上げていますね。
(次回、「鉄砲のやり方」に続く)