【大相撲】遠藤の、相手の力を利用した「掬い投げ」が上手い。勝ち越しインタビューで優勝可能性について語る【2023.3春場所】

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大相撲
(画像出典:2023年3月21日放送 NHK総合1 大相撲春場所 十日目)

2023年春場所!

今場所好調の遠藤が、十日目の正代戦で良い相撲を見せてくれました!

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掬い投げ

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(画像出典:2023年3月21日放送 NHK総合1 大相撲春場所 十日目 画像内矢印と文字は筆者)

↑まず立ち合い、正代の圧力に、遠藤はズズーッと土俵際まで押し込まれます

このままだと普通に押し出される!! ピンチ!!

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(画像出典:2023年3月21日放送 NHK総合1 大相撲春場所 十日目)

↑……と、見ていてウワーッとなったときに、遠藤はたわらに沿って円を描くように、正代の正面からの力を逃すように後ろにステップ

すでに遠藤をがっちりと抱えていた正代はその動きに巻き込まれ、足がついていかず、転倒。

結果、「掬い投げ」で遠藤の勝利に終わったのです!!

遠藤らしい

いや~、遠藤ってたまにこういう相撲を取るんですよね!!

合気道的といいますか、相手の力をうまく利用してフワッと勝つ感じ。

マジカル相撲」(マジカル=magical=魔法のような)と私は呼んでいるのですが、こういう、相手からすると「いつどんな技をかけられたのかわけがわからない」というような相撲を取れるのが遠藤のすごさだと思います。

「相撲が上手い」とひたすら言われ続ける遠藤ですが、こういうのが「上手い」と言われる理由の一つなんだろうなあと思わされます。

勝ち越しインタビュー

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(画像出典:2023年3月21日放送 NHK総合1 大相撲春場所 十日目)

↑そして勝ち越しインタビュー!!

アナウンサーの「今場所の内容はどう見ますか」という問いに対し、

まあ、しっかりコントロールできています。

と、慎重に言葉を選ぶように考えてから答えた遠藤。

しかしそれについてさらに「何がコントロールできていますか?」と掘り下げられると、間髪入れずに

まあ体調。

と、丁寧語でもなくズバッと即答していたのには少し笑ってしまいました。遠藤の本音が見えたようで興味深かったです。

優勝可能性

宮城野親方(白鵬)が、遠藤関、(優勝)あるかもしれないと話していましたが……」とアナウンサーが言うと、

そう言ってもらえるだけで嬉しいです。

と答えた遠藤。

優勝とか、期待をかけてしまうと負担になるかなと思っていましたが、この回答を見るに、別に、期待をかけられることが遠藤にとってイヤなことでもないんだろうか?

だったらファンとしては!! 大いに頑張ってほしいところです!!

11日目終了時点で8勝3敗。優勝可能性はある!!

今場所は大関も横綱もいなくて混戦状態。そんな中、遠藤がどれだけ成績を伸ばしてくれるか楽しみに応援します!

とりあえず二場所連続の勝ち越しおめでとう!!

頑張れ遠藤!!

(千秋楽後追記:最終的に遠藤は9勝6敗で優勝はなりませんでしたが、勝ち越したので来場所は番付が上がります! ヤッタ!)

運営者紹介

大相撲 春夏秋冬」運営者のです。

遠藤関の登場で大相撲ファンになりました。遠藤関の活躍を中心に、大相撲で気になったことを記事にしています。

その他の主な注目力士は、正代朝乃山

北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。

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