2021年大相撲秋場所。
録画しておいた初日の内容を確認していたら、アナウンサーから思わぬ発言がありました。
新しい相撲部屋ができました。
八月一日付で、田子ノ浦部屋から元横綱・稀勢の里の荒磯親方が独立しまして。
八月一日には部屋開きが行われました。
とのことで、なんと!!
稀勢の里(荒磯親方)が自分の部屋を持ったらしいのです!!
やる気満々
(画像出典:2021年9月12日放送 NHK総合1 大相撲秋場所初日)↑続いて映し出されたのは、土俵回りで準備体操をする弟子と、それを見守る稀勢の里。
(画像出典:2021年9月12日放送 NHK総合1 大相撲秋場所初日)↑くっきりと日焼けの跡が残っていて……(笑)。半袖半ズボンで、太陽の下、けっこう活動しているのかなと思わされました。意外とアウトドア派なんですね。
(画像出典:2021年9月12日放送 NHK総合1 大相撲秋場所初日)↑弟子に自ら胸を出し、稽古をつけています。師匠としてやる気満々といった感じで、覇気にあふれています。
元気そうな稀勢の里の姿が確認できて、今も相撲に情熱を持っていることが十分に伝わってきて嬉しかったです!
荒磯部屋
調べてみると、なんと荒磯部屋公式ツイッターもあって、稀勢の里本人が部屋の様子を紹介してくれています。↓
現役時代の場所前に必勝祈願をしていただいた筑波山神社へ、荒磯部屋のスタートということで参拝してきました??#荒磯部屋 #稀勢の里 #sumo pic.twitter.com/7tNZedH3vA
— 【公式】荒磯部屋 (@araisobeya) August 1, 2021
↑現役時代はひたすらに寡黙な印象だったので、こんな風に社交的で元気の良い文章を書く人なんだなというのがちょっとした驚きです。本当はこちらの元気な方が稀勢の里本来の姿だったんですね。
稀勢の里物語は続く
力士は、引退してしまうと、どうしても現役時代の神がかった雰囲気から「人」に戻ってしまうというか、そこで何かが終わってしまうというか、物語が色あせて過去のものになってしまうような気がしていました。
たとえ親方になってくれても、部屋付きの親方だとどうしても奥に引っ込んでしまってその姿を見る機会も激減するし、存在感が薄れるのが寂しかったです。
けれど、稀勢の里が師匠として新たに部屋を持ち、初々しい弟子を抱えて育てようとしている姿を見て、稀勢の里物語・第二章が始まっている感じがして、希望が持てました。
稀勢の里個人の部屋となれば稀勢の里が前面に出てきてくれますから、応援のしがいもあります!!
可能性のかたまり
昨日はたくさんのコメントありがとうございました。
— 【公式】荒磯部屋 (@araisobeya) July 14, 2021
場所が終わり茨城に引っ越しましたら、稽古の様子や普段の様子をアップできたらと思います?
また、おかげさまで足立・西原・谷口の3名が勝ち越すことが出来ました!#名古屋場所 #稀勢の里 #荒磯親方 pic.twitter.com/OcCAbsZwcJ
↑弟子は総勢四名。稀勢の里の現役時代の付け人だった足立(36歳)(写真一番右)以外は全員十代(写真左から:加藤、西原、谷口)で、稀勢の里が直接スカウトしてきたとのこと。(参考:Yahoo!ニュース)
どんな力士に成長するのか、可能性のかたまりで楽しみです!
部屋は来春完成予定
新しい部屋の内観イメージです!
— 【公式】荒磯部屋 (@araisobeya) July 27, 2021
外観など詳しい部屋の画像は明日のお昼12時にホームページで公開予定です??https://t.co/o2suJ0TsW9#荒磯親方 #稀勢の里 #茨城県 pic.twitter.com/3oIpw5C6T8
↑新しい部屋は現在建築中で、茨城県の阿見町(あみまち)(稀勢の里の出身地である牛久市の隣)に来春完成予定とのこと。
ピカピカの荒磯部屋、完成が楽しみです!!
(それまでは筑波大学の道場を借りて稽古場にするとのこと。)
今風(いまふう)なのが売り
荒磯部屋公式サイトもあったのでチェックしてみましたが、新弟子募集のページを見たところ、荒磯部屋は
6~8人の大部屋ではなく少人数制の三人部屋(プライベートを尊重しつつ、先輩力士の日常生活も見て学べる)
専門家によるパーソナライズされたプロテインの提供や、完備されたトレーニング器具で身体を大きく強くできる
など、現代っ子でも馴染みやすいような工夫がされているようです。
こういう荒磯部屋の売りに惹かれて、弟子が集まると良いなと思います。
頑張れ稀勢の里
長く大関でくすぶり続けて、ようやく横綱になれそうだというときに大怪我をして、それでも横綱になったけれど、傷が癒えないまま、本来の力を発揮しきれず引退……。
思い入れのある力士だっただけに、今の土俵にその存在が無いというのが切なかったのですが、新たなスタートを知れて張り合いが出ました。
弟子が、一人でも多く幕内に上がれると良いね!! その日が来るのが楽しみ。
稀勢の里ならきっと良い師匠になると思う。あれだけ真面目な頑張り屋だったんだから、その教えを受け継いだ弟子も立派な力士になるだろうね。
今後も、公式ツイッターなどチェックして、動向を追っていきたいと思います!
頑張れ稀勢の里!!(この言葉をまた言えるときが来るとは思わなかった。感涙。)
初日はもちろんトンカツとアサリ汁?
— 【公式】荒磯部屋 (@araisobeya) September 12, 2021
旧鳴戸部屋からの験担ぎで、「あっさり勝つ。」でこのメニューです。本日は納豆も入って、粘り強くあっさり勝つで今場所頑張ります??
応援よろしくお願いします?#大相撲 #荒磯部屋 #稀勢の里 #sumo #トンカツ #アサリ汁 #納豆 pic.twitter.com/uRXqrLOM3w
↑ちなみにこちら、秋場所初日の食事だそうで……。「納豆、あさり汁、とんかつ」で「粘り強くあっさり勝つ」かあ。大相撲らしい験担ぎの語呂合わせで……う~ん美味しそう~!!(これで白ご飯を何杯食べるんだろう??)