2014年10月5日にNHKで放送された「テレビスポーツ教室」では、「四股(しこ)の踏み方」の他に、「鉄砲(てっぽう)のやり方」も紹介されていました。
張り手を繰り返すだけではない!
(画像出典:2014年10月5日放送 NHKEテレ1 テレビスポーツ教室)↑まず、両足を広げて腰を落とす腰割りの体勢をとります。
(画像出典:2014年10月5日放送 NHKEテレ1 テレビスポーツ教室)↑腰割りしたまま脇を締め、柱に両手をつけます(立つのは、柱からやや離れた位置。腕は伸ばし気味)。
(画像出典:2014年10月5日放送 NHKEテレ1 テレビスポーツ教室)↑すり足で右足を柱に寄せ、同時に右手を柱に突く。両腕を突っ張るようにして体を柱から離したら、次は左足をすり足で柱に寄せ、同時に左手を柱に突く。
これの繰り返し。
「鉄砲」とは、柱に向かってただ張り手を繰り返すことだと思っていたのですが、そうではなくて、腕と、腰と、足、全部を連動させた筋力トレーニングだったのですね。
四股より難しい
でもこの鉄砲、室内で実践するのは四股(しこ)より難しいと思います。
第一、鉄砲に適した太めの柱が家の中にないです。
代わりに、階段手すりの支柱を使って鉄砲をしてみたのですが、それだと柱が細すぎて、体重を支えるのに手首に負担がかかりすぎました。壁でやっても同じです。
床の間の柱…
ただ、和室の床の間に使われている柱は立派で、鉄砲にも向いていそうに思えましたが、床の間の柱で鉄砲するなんて、なんだか神聖なる床の間に対して失礼というか、やってはいけないようなことの気がしてできませんでした。
家を建てる段階で、鉄砲用の柱も設計に組み込んでもらえば良かったなあ……なんて、ちょっと本気で考えたりしました(でも両親に提案したところできっと却下されただろうな(笑))。