「相撲漫談」というものが披露されるというので興味を持って録画してあった「笑点特大号」を見てみました。↓
(画像出典:2015年11月11日放送 BS日テレ 笑点特大号)
↑出てきたのはマービンJr(ジュニア)という体格の良い人。
「ハーフで元力士、幕下西18枚目まで上りつめたマービンJr」という自己紹介がありました。へえ、そうか、元々は力士だったんだ。
さすが元力士
なぜ力士を辞めたんだろう……なんて思いながら相撲漫談を見始めたら、これがなかなか興味深い。
(画像出典:2015年11月11日放送 BS日テレ 笑点特大号)
↑四股を踏み、横綱土俵入りの型を見せながらネタを言うというスタイルなのですが、この四股、さすが元力士だけあって綺麗に高く上がっています。
そして、私が一番気に入ったのがこちら。「関取の真実」と題されたネタの中の一つ。↓
(画像出典:2015年11月11日放送 BS日テレ 笑点特大号)
↑マービンJrが声を張ります。「大関・豪栄道(ごうえいどう)は……!!」
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— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2014, 11月 16
↑豪栄道。
(画像出典:2015年11月11日放送 BS日テレ 笑点特大号)
↑「二年に一度のペースで野良猫を拾う!!」
えっ……。豪栄道が野良猫を……?
うわ……似合う……。
豪栄道と野良猫って、しっくりきすぎて微笑ましいです。豪栄道がその大きな手のひらに拾った仔猫をのせて、人差し指で頭を撫でている様子が目に浮かびます。
マービンJr
しかし、そんな豪栄道のプライベート情報を知るマービンJrって、何者?
と思い、調べたところ、豪栄道とは高校が一緒だったらしい(豪栄道の方が一年先輩)。現在でも親交が深いようです。↓
ついに日曜日から本場所が始まる!
相撲ファンの皆さん!
愛のこもった応援で盛り上がっていきましょう!
LOVE!(渋々やってくれた豪栄道先輩優しいっす) pic.twitter.com/pPLEl4LQVv
— マービンJr (@marvinjr39) 2015, 11月 6
また、マービンJrが力士時代に所属していたのはなんと現在遠藤がいる追手風(おいてかぜ)部屋。
「大翔勇(だいしょうゆう)」という四股名だったそうです。
2006年、18歳で初土俵。二年後の2008年に「心臓の病気」のため引退とのこと。(参考:wikipedia)
短い相撲人生だったんですね。本人は力士を続けたかったでしょうに……。
そのときのマービンJrの心中を思うと切ないですが、でも、その選択があったからこそ、今、こうして多くの人がマービンJrの相撲漫談に触れ、相撲を新たな角度から楽しめるわけです。
力士だった経歴を生かして、これからも相撲の面白さを漫談で広めていってほしいです。
(追記:2016年秋場所、マービンJrが敬愛する豪栄道が初優勝を果たしました! めでたい!↓)
もちろんマービンJr本人もツイッターで大喜びです。↓
大関に上がってから大怪我ばかりで成績も上がらず、肉体的にも精神的にも絶対キツイのに、弱音ひとつ吐かず、とにかくストイックに相撲と向き合い続けた結果です!!!14連勝!!!優勝!!!本当に凄い!!!凄いです!!!幸せだー!!!!!明日も応援だー!!!!!
— マービンJr. (@marvinjr39) 2016年9月24日