今朝の北海道新聞(2025年7月12日号 朝刊)で、遠藤が今場所(名古屋場所)を休場すると知りました。
ああそうかあ、だいぶ膝、辛そうだったもんなあ……。
と、最近の遠藤を思い出して休場にも納得していたのですが、改めてネットニュースを調べたところ、なんと遠藤、7月10日に右膝を手術した(*1)というではありませんか!
右膝の手術
遠藤が提出した診断書の内容(*2)というのがまたすごくて、
右膝前十字靱帯損傷
内側半月板損傷
外側半月板損傷
変形性膝関節症
と、もう聞くだけで痛そう……(泣)。
左膝も
遠藤の怪我といえば記憶に濃いのが2015年に松鳳山戦で負った左膝の怪我で、でも今回は左膝ではなく右膝なの? と思ったら、
今回は右だけだが、両膝ともに痛めているだけに、場合によっては今後、左膝も手術などを行う可能性もあるという。(*3)(参考・引用*1*2*3:日刊スポーツ、日刊スポーツ、スポニチアネックス)
ということで……。
やっぱり、そうだよね。という感じです。
しかし、右膝の手術だけでも「今後2カ月間の入院加療を要する」ということなのに、もし左膝もということになったらさらに二ヶ月、合計で少なくとも四ヶ月。
そうなると、11月場所までは全休。そこから2026年の初場所に出られたとして、番付は恐らく幕下。
もしそういう流れになったとして、遠藤はそこからの再起を図るのだろうか……??
「引退したら手術」という言葉
どんなに番付が落ちても、遠藤が土俵に復帰してくれるというならもちろん応援する。
しかし……。
一つの言葉を思い出し、心がざわつきます。
それは遠藤の、「膝は、引退したら手術するつもり」という言葉。
遠藤のwikipediaで過去に読んで、以来、私の中で、「遠藤が膝を手術する」=「引退」を意味していました。
遠藤は、公には引退を表明していない。だから、もしかして、手術してから、現役続行するか否かもう一度よく考えようと思っているかもしれない。
けれど、もうすでに引退を決意したから手術に踏み切った可能性もある。
膝の手術を避けてきた理由
遠藤は今まで、足首や肘の軽い手術はしたことがありますが、膝の大手術だけはしてきませんでした。
その理由について本人は
好きで怪我しているわけではないので…自分から体にメスを入れることを許したくない (引用:wikipedia)
と言っていて、この言葉の意味を理解するのは難しかったのですが、私なりに想像して、「手術をしたからと言って、その後悪化しないとも限らない。強くなる保証もない。休場しているうちに逆に弱くなって二度と土俵に戻れなくなるかもしれない。だったら現状の、ありのままの自分で行けるところまで行くことに挑戦する方がトータルとして最善」ということなのかなと考えたりしていました。
心の準備
遠藤としては、きっと、行けるところまで行ったんだと思います。
先場所、勝ち越しました。けれど膝がもう限界なんだと思います。
手術後、復帰して、下の番付からやり直す姿を見たい気もするけれど、「幕内で勝ち越し」という結果を最後に、有終の美で次の道に進むというのも「有り」だとは思う。
ファンとして。いつかは絶対来るとわかっていたことだから。心の準備だけはしておきたいと思います。
遠藤の膝、予後が良いといいなと思います。
どうかじっくり治してほしい。
遠藤のどんな決断も応援します!! 頑張れ遠藤!! お大事に!!