2018年夏場所七日目。
ちょうど、夕方の五時を回った頃でした。
今日の取り組みはどこらへんまで進んだかな……と思い、日本相撲協会公式サイトに行って確認しようと、Googleで「大相撲」と検索をかけたところ、トップニュースとして表示された記事に目を疑いました。↓
(画像出典:Google検索結果)↑「小結・遠藤が休場」?? え?? なんで??
右腕負傷
慌ててそのニュースサイトに行ってみると、遠藤は19日から休場。
「右上腕二頭筋遠位部断裂」で約3週間の加療を要するとの診断書を提出した(引用:毎日新聞)
とのこと……。
エエ……。エエエエエェェェェ~~~~???(涙)。゚(゚´Д`゚)゚。
日刊スポーツにはもう少し詳しく載っており、
肘に近いところの断裂。1日、2日で痛みがどうなるか。現状では本人と話していないので、何とも言えない。痛みを我慢できるのか。つなげるものはつなげないと。手術するなら早めにしないと
という追手風親方の言葉が紹介されていました。
↑「上腕二頭筋」とは、この力こぶ部分の筋肉のことで、昨日の御嶽海戦で痛めたとのこと。
本人もどこで痛めたのか分からない。昨日、差してはたかれた時なのか(引用:日刊スポーツ)
という追手風親方の言葉を受けて、私も昨日の取り組みをもう一度録画で確認してみました。
はたかれた時
遠藤が御嶽海に「はたかれた」と言えるのは、この、最後の瞬間です。↓
(画像出典:2018年5月18日放送 NHK総合1 大相撲夏場所六日目)↑遠藤はこのとき御嶽海の前廻しをつかもうとしていたため、右手がその名残で御嶽海の腿の部分にかかっています。
(画像出典:2018年5月18日放送 NHK総合1 大相撲夏場所六日目)↑この状態で投げを打たれたため、右腕が後ろに大きく伸ばされるような感じになって、そのときに痛めたのかもしれません……。
脚の次は……。
脚の次は腕かぁぁぁぁーーー(泣)!!
というのが、私が抱いた最初の思いでした。
膝、足首と、さんざん下半身の怪我に泣かされてきたところに、今度はまさかの腕。
う~~~~~ん……。
う~~~~~~~ん…………。
こういう展開は、遠藤も予想していなかったんじゃないかと思います。
前向きに考えたい
でも、何事も、前向きに考えたいものですよね!!
人生には、ときに、びっくりするようなアクシデントがあるものですよね。
でもそういうとき、たとえ物質的(物理的・肉体的)に何かが低下したとしても、頑張ろうという気持ちを持って改善に向けて努力しさえすれば、絶対に精神的には成長できる。
人間にとって、精神の成長が一番大事なのですから、物的損失のおかげで精神が成長できるならそれで良いんです!!
……と、私は思うようにしています。
だから遠藤も!! きつい状況だとは思うけれど、頑張ろうという気持ちだけは失わないで、焦らず、前を向いてほしいです。
怪我してしまったものは仕方ない。さあこれからだ。今は腕の治療に集中してほしい。頑張れ頑張れ、え・ん・どう!!
追記:遠藤が十日目から再出場
2018年5月21日追記:私の中で、遠藤が今場所再出場する可能性はもちろん0(ゼロ)で、そんな可能性があるかどうか考えることすらしないほど「ありえないこと」だったのですが、産経スポーツで『10日目の22日から再出場することが21日、決まった。』と報じられているのを見て、エエエエエーーー!! となりました。
結びの一番で横綱白鵬との対戦が組まれた。
って……。
エエエエーーー!!(笑) いや、笑っている場合ではないけれど、ありえなさすぎて思わず笑いが出る! ちょっと待ってくれぇぇーーーい!!
遠藤らしいといえば遠藤らしいのですが、遠藤、燃える男すぎだろう! 燃えさかりすぎだろう!! あんな穏やかでクールな眼差しをしているのに……。
決して、無理しすぎているわけではないと思うのです。遠藤なりに、いける、一回試してみたい、と思えるくらいの状態だと見極めた上での判断だとは思います。
けれど……ちょっと待って……(笑)……見てるこっちは心配だよ……。
でもそういう、ボロボロになっても立ち上がって向かっていこうとする勇敢な心が……遠藤の魅力でもあるんですよね。
とにかく、遠藤の決断を信じて、見守りたいと思います。頑張ってくれ遠藤!!