「土俵上にまく塩の量が少なすぎる」ことで注目を始めた千代大龍。↓
↑この千代大龍という力士、顔つきがわりと厳(いか)めしいので、ちょっと気難しい力士なのかな? と思っていました。
けれど、それは単なる先入観で、実は違うのでは? と思わされる出来事がありました。
浴衣紹介で
それは、2018年7月名古屋場所。
名古屋場所恒例の、力士の浴衣紹介コーナーを見ていたときのこと。
千代大龍が出てきて、「あ~、ずいぶんポップな柄の浴衣だなあ」なんて思っていたら、カメラ目線の千代大龍が、不意におどけたポーズを取ったのです。↓
(画像出典:2018年7月15日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所八日目)↑えっ。
「ニャ~ン」とでも吹き出しがつきそうな、猫のようなポーズ。
↑そして、この笑顔(笑)。
え~っ、千代大龍ってこういう茶目っ気ある振る舞いをする人だったんだ! 意外!
私が千代大龍に対して抱いていた、寡黙であまり愛想が良くないようなイメージって、実は全然違うのかも……。
夏巡業のツイートにて
そんな風に、千代大龍に対するイメージが自分の中で変わり始めていた矢先、「千代大龍、実はお茶目説」を確固たるものにする映像に出くわしました。
2018年8月5日、夏巡業中の日本相撲協会公式ツイッター。「私は誰でしょう?」クイズに千代大龍が出たのですが……。↓
<夏巡業@長野市>「私は誰でしょう??」クイズ。#sumo #相撲 pic.twitter.com/KwOA7Lqign
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年8月5日
↑「私は、誰でしょう。正解は……」
↑「千代大龍!!」
って……。
お茶目か!!(笑)
「私は誰でしょう?」クイズで、こんな、戦隊ヒーローがとるようなポーズで答えた力士は千代大龍だけですよ。
千代大龍って、本当は、ニコニコ笑顔で、明るい感じの力士だったんですね。
活躍に期待
千代大龍といえば、2018年三月場所で三年半ぶりに三役(小結)に返り咲いたとき、決意を表すかのように廻しの色をそれまでの深緑からサーモンピンクに変えてきていたのが印象的でした。↓
<九日目の幕内取組>髙安(7勝2敗) 上手投げ 千代大龍(1勝8敗)。 #sumo pic.twitter.com/RNnUIttszQ
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年3月20日
↑せっかくこんな可愛い色の廻しにしたんだから勝ち越せたら良いなと思って見ていましたが、その場所は負け越し。
結局その一場所で三役からは陥落してしまいましたが、直近の名古屋場所では勝ち越しているので、まだ上へ行けるチャンスは十分にあると思います。
本人は「緊張はしない。99パーセントの実力と、1パーセントの努力でこれまでやってきた。」(引用:wikipedia)なんて発言もしているようで(笑)、その、がっついていない鷹揚(おうよう)さが強さの秘訣なのかな? と思う反面、「じゃあ、実力はそのままに努力のパーセンテージをあと少しでも増やしたらどうなるんだろう?」という期待も抱いてしまいます。
せっかく注目した力士なので、できれば、小結より上に行った姿も見てみたい!
こっそり、陰から応援しています。頑張れ千代大龍!