【大相撲】遠藤が初の「これより三役」! 四股で誰より高く上がる脚。堂々たる姿がかっこいい【2018.7名古屋場所】

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2018年名古屋場所。

千秋楽は、ちょうど遠藤の取り組みが始まりそうな頃にテレビをつけて観戦しました。↓

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

すると、遠藤は、まったく本領発揮できないままストンと土俵にひっくり返ってしまい、見ていて「あっ」と思いました。

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多分怪我のせい

遠藤らしくない負け方。

解説の北の富士さんも

ここ五日六日、遠藤の相撲が極端に悪くなっちゃったね。どこか悪くしたのでしょうかね。

と心配そうにおっしゃっていて、遠藤の怪我を思いやってくださる心が嬉しかったのですが、それに対してアナウンサーが『師匠に話を聞きますと、「どこも悪くはない」と……』と返答していて「はあ?」と思いました(笑)。

どこも悪くないって、追手風親方が本当にそう言ったんかい?? 悪くないわけなかろうが。腕の筋肉が切れたままだって、ついこの間言ってたやん。(参考:中日スポーツ

そう表明しても、何度も同じように「遠藤にどこか悪いところはあるんですか」と聞かれるから、もう面倒くさくなって「どこも悪くない」と答えるようになっちゃったのかな、親方。

とにかく、北の富士さんに、「遠藤は腕が痛いんです!! 筋肉が切れてるんです!! 三割の力しか出せない状態なんです!!」と力説したい気分でした。

遠藤が四股踏み

そして、御嶽海が天皇賜杯を受け取るのを見届けて。

ああ、今場所も終わってしまった。でも遠藤、勝ち越せたのは本当に良かった。来場所に希望がつながるわ……。

と思いながら、終わったばかりの千秋楽の録画を終わりから巻き戻して見ていたところ……。

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

ん? なんだ? 今、遠藤が土俵上で四股を踏んでなかった?

流れ去った映像の中に、確かに、金色廻しの遠藤がいた気がしました。

慌てて巻き戻しを止めて早送り。遠藤が映っていた場面を見直してみると……。

これより三役

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

↑なんと! 千秋楽、最後の三取り組みの前に行われる儀式、「これより三役」

東方の力士三名(豊山、豪栄道、逸ノ城)が扇の形になって四股踏みを披露したあと、西方の力士三名として出てきたのが……。

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽 画像内円は筆者)

遠藤!!(と、御嶽海と髙安)

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

↑「関脇・御嶽海」を扇の要(かなめ)として、後ろに「大関・髙安」と、遠藤!!

いやーっ!! カッコイイじゃないですか!! 「これより三役」ですよ?? 千秋楽の最終盤を飾る、最強力士たちにしか上ることを許されない華の場!! 「これより三役」!!

そこに遠藤がいる!! ヒューヒュー!!

遠藤にとって「初・これより三役」です!!

大相撲
(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

↑誰よりも高く上がる脚!

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(画像出典:画像出典:2018年7月22日放送 NHK総合1 大相撲名古屋場所千秋楽)

↑カッコイイ!(母も、「横綱みたい!!」と大喜び)

怪我で本来の力が発揮できない日々が続いている遠藤ですが、この「これより三役」の遠藤からは「遠藤、ここにあり!」という貫禄が漂っていて、「さすがの遠藤や!」と思わされました。

この、「これより三役」で四股を踏んだ遠藤を見られただけでも、今場所を観戦した意義がありました。

優勝の夢を抱く

↑それにしても今場所は、御嶽海というフレッシュな力士が優勝しましたね。

私は今まで、遠藤に対し「横綱になってほしい」と思うことはあっても、なぜか「優勝してほしい」と思ったことがなかったんですよね。

考えてみれば不思議です。横綱になるには、その前に、必ず優勝しなければいけないというのに。

なんとなく、「横綱」というのは雲のようなふわっとした「夢」で、現状がどうであれそこを目指すことはできる(=横綱になってほしいと思う)けれど、「優勝」というのはコンクリートの道路のようにビシッときつい「目の前の現実」で、怪我が重いという現状を背負ったままでは目指すのが楽ではない(=優勝してほしいとは思わない)という、そんな認識が心の中にあったようなのです。

けれど。今場所、上位陣が次々と休場して遠藤が優勝候補として取りざたされたり、若手の御嶽海が優勝したりする中で、初めて、私の中に「遠藤が優勝する」ことのイメージが湧いてきました。

御嶽海が優勝する日が来たのなら、遠藤にだってその日は来るんじゃないのか??

頑張ってほしい

何が起こるかわからないのが大相撲ですよね。

遠藤は間違いなく、素質、実力は十分です。

今場所も、後半はおそらく怪我の影響でうまく勝てなくなったけれど、途中まではすごく良い調子でした。

きっとまたチャンスは来る!!

だから慌てずにこれからも頑張ってほしいです。

期待して、いつまでもどこまでも待ってるぜ!!

頑張れ遠藤!!

運営者紹介

大相撲 春夏秋冬」運営者のです。

遠藤関の登場で大相撲ファンになりました。遠藤関の活躍を中心に、大相撲で気になったことを記事にしています。

その他の主な注目力士は、正代朝乃山

北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。

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