先日、取組前に土俵にまく塩が少なすぎることを発見して以来、千代大龍(ちよたいりゅう)の塩まきを見るのを密かに楽しみにしています。
2014秋場所九日目。千代大龍が土俵に上がり、カゴから塩をつかみました。↓
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑さあ、今日はどんな塩まきになるか……(ワクワク)。
画面が切り替わる
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑と思っていたら、画面が実況席に切り替わってしまいました! な、な、な、なぜ!! 今、実況席を映す必要、ないよね? 千代大龍の塩まきが見たいのだが!!
そうして、じりじりと待つこと56秒。
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑やっと土俵が映された! 最初の塩まきは見逃したけれど、まだ仕切りの途中。あと二回くらいは塩まきがあるはず……!
別の力士が映される
との期待もむなしく、たった9秒で再び画面が切り替わりました。
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑代わって映されたのは、千代大龍戦の次に対戦を控えて土俵脇に座る豪栄道と稀勢の里(笑)。
……豪栄道と稀勢の里戦に注目が集まっているのはわかるよ? でも今さ、土俵上で、千代大龍が塩まきしてるわけ!!
大関同士の対決にも興味はあるけどさ、土俵上で今まさに闘おうとしている二人を無視することないじゃん。……っていうか、長いよ! いつになったら土俵が映されるんだ!
結局、豪栄道と稀勢の里の映像が1分27秒にも渡って流され、それからようやく!! カメラは土俵上の二人に戻りました。
今度こそ
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目 画像内円と矢印は筆者)↑よっ! 待ってました!! 千代大龍は最後の塩まきをしようと、カゴから塩をつかんでいます。
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目 画像内円と矢印は筆者)↑左右の足元に振りかけるように、まく、まく……。ここでまく塩の量が多すぎて、土俵中央にまく塩がほとんど残らないんだよね。
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目 画像内円と矢印は筆者)↑千代大龍が大写しされます。右手には、足元にまき終えて残った少量の塩。さあ、これから土俵中央に、華麗に残りの塩をパッと……。
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑と期待が高まった矢先に、カメラは対戦相手の琴奨菊へ!! あーーーっ千代大龍の塩まきがっ!!(笑)
ついに見られなかった
(画像出典:2014年9月22日 NHK総合1 大相撲秋場所九日目)↑次にカメラが二人をとらえたときには、もう両者の塩まきは終わっていて、私はついに千代大龍の塩まきを見られませんでした(笑)。
いやあ~。「琴奨菊と千代大龍戦」、世間的な関心はあまり高くなかったのかもしれませんが、それにしても、余分なものを映しすぎじゃないですかね。
「実況席:56秒」「豪栄道と稀勢の里の顔:1分27秒」合計2分23秒もの間、土俵上の二人は無視されていたわけです。
塩まきを楽しみにしている人間もいるんだからさあ~(笑)。せめて、土俵上の二人、それぞれの塩まきが一回ずつは必ず見られるようにしてほしいものです。
……最初、画面が実況席に切り替わらなければ、一回目の塩まきが見られたはずだったのになあ。力士が仕切りをしているときは、実況は声だけで良いのに。力士主役でお願いしたいです。