今場所前、X（ツイッター）で驚きの話題を発見。
なんと、あの尾車親方（元大関・琴風）がＮＨＫ専属解説者になるというではありませんか？？↓
元大関・琴風の中山浩一氏、ＮＨＫ専属解説者に…休養中の北の富士さん＆舞の海さんと大相撲中継盛り上げ https://t.co/3adT4XmdWk #大相撲 #sumo
— スポーツ報知 相撲取材班 (@hochi_sumo) November 7, 2024
尾車親方ーー！！
尾車親方は2024年5月に日本相撲協会を退職なさっていて、現在は「尾車親方」ではないわけですが、私の中ではやっぱり尾車親方。
遠藤を高く評価してくださっているのが嬉しくて、なんとなく、味方というか、尾車親方が相撲協会にいると思うだけでホッとするというか、そういう存在でした。
ですから、2022年に定年を迎えられて、「大相撲中継の解説も今日が最後」なんて日は寂しく、しみじみとテレビを見つめたものです。↓
sumo.m-biotics.comそれが！！ ＮＨＫ専属解説者ですと？？
うわーーマジですかあああ！！ 尾車親方復活やあああ！！
初日を見てみる
初日にご出演なさるということだったので、早速！！ チェックしてみると……。↓
↑あっ！！
尾車親方ーーー！！
「これからどんな風に大相撲を伝えていきたいでしょうか」というアナウンサーの問いに対し、
皆さんに、相撲の醍醐味であるとか、色んな随所に出ている細かい技なんかをね、きちんと伝えていけたらいいかなと思います。
と答えていらした尾車親方。
最後の解説、と言って去っていってから二年。また解説が聞ける日が来るなんて！！
引退した贔屓の力士が再び現役復活するくらい奇跡じゃないですかね？？
いやーこんなこともあるんだなあ。
NHK専属解説者ってそうそうなれるものではないと思うのですが、そこに尾車親方が選ばれたことが嬉しい。NHKのサンデースポーツに36年間出演なさっていた、その実績が買われたのかなあ……なんて思っています。
遠藤の取り組み後のコメント
尾車親方大復活！！ の初日、ぜひ、遠藤には白星を挙げてほしいところ。そして、尾車親方からの遠藤へのコメントを聞きたーーい！！
そして始まった遠藤VS錦木戦！！
↑力強い相撲で、遠藤は決まり手「寄り切り」で勝利！！
良い相撲だったぞ！！ さあ！！ 尾車親方、ご感想を！！
……とワクワク待っていたのですが、アナウンサーが話を振ったのは舞の海さん（笑）。
尾車親方のコメントを一言でも……と期待したのですが、結局、尾車親方の言葉は何もなく終わってしまいました。
う～～～ん、今の尾車親方の目に、遠藤がどう映っているのか聞きたかったのだけど残念！
お楽しみは次回に持ち越しです。次、尾車親方が正面解説の日に、遠藤がまた勝ってくれることを祈ります。
「琴風さん」に慣れない
それにしても、尾車親方は、現在は「尾車親方」という呼び名ではなく、今それを受け継いでいるのは元・琴恵光なわけで、尾車親方は「
私にとって、尾車親方は大相撲に興味を初めて持った十年前からずっと「尾車親方」なわけで、それを今さら別の呼び方にしろと言われてもどうしようという感じです。
尾車親方の現役（琴風）時代を知っていれば「琴風さん」と呼ぶのにも抵抗がないと思うのですがそうじゃないからなあ……。
名前がコロコロ変わる伝統
こう、名前がコロコロ変わっていくのは「大相撲あるある」で（稀勢の里も、最初は「荒磯親方」だったのに、いつの間にか「二所ノ関親方」になっていて、「え？」と思ったし）、それはそれでそういう伝統なのだから良いのですが、旧名に愛着を持ってしまっている場合は急転換されるとちょっとキツいですよね。
でも、琴風というのは尾車親方の現役時代の四股名なんですから、「北の富士さん」みたいに「琴風さん」と呼ぶのは自然なんですよね。
そのうち慣れていけるかもしれません。でも、それまでは尾車親方と呼ばせてもらいたい！！ やっぱり私にとっては「親方」なんです。
十年前。地方巡業で、巡業部長として遠藤にアドバイスしてくれていた、親方なんです（泣）。↓
＜富士山駿河場所＞尾車巡業部長と話す、遠藤。#sumo pic.twitter.com/u1e96v446r
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) October 20, 2014
長いご活躍を期待！
というわけで、親しみある力士の引退、親方の逝去など、移り変わりゆく大相撲界の流れはどちらかというと寂しさを感じさせるものですが、そんな中でとても珍しい返り咲きの話題にときめきました（笑）。
尾車親方の解説、楽しみにしています！ 遠藤がここでこういう技を繰り出しているとか、専門的なことを聞けそうで期待・大。
なるべく長く、解説者として活躍していただけることを祈ります！
