遠藤が夏場所(2015年5月10日が初日)に出場するというニュースが飛び込んできました。
そのことを知ったときは、「どぅえ~~~??」と思いました。夏場所に出場って!!
まさか
(画像出典:5月5日放送 NHK総合1 sportsプラス)↑遠藤は、2015年の春場所(3月)に左膝に大怪我を負い、途中休場。
最初は「松葉杖生活」と報じられたのが、四月からは銭湯やスポーツジムでの目撃情報が報告されたり、稽古場で四股を踏む様子がテレビ放送されたりして、ファンとしては「少しずつ良くなってはきているようだな」と希望を持って遠藤の再起を待っている状態でした。
三月に、夏場所に出られるかも? なんて親方の話もありましたが、私はまったく真に受けませんでした。
ありえない
またまた~、「全治二ヶ月」(*1)と診断された怪我だよ?
同じく膝に怪我をして、最終的にそれが元で引退してしまった豊真将(ほうましょう)も、当初、「約2カ月間の通院、加療を要する見込み」(*2)という診断書を出されていた。
豊真将とは怪我の程度や状態がまた違うにしても、「二ヶ月」の治療を要すると判断された膝の怪我というのは、引退にもつながるほどに力士にとっては深刻なもの。
だから! そんな、怪我してからまだ丸二ヶ月も経っていない今、夏場所に出るなんてありえないありえない……。
と、長期療養を見据え、「遠藤のいない夏場所をどう楽しむか」ということを考え、「遠藤の休場が続けば、もしかして幕下に陥落ということもあり得る。でも、私は遠藤が幕内に上がってからの姿しか知らないから、幕下の遠藤を見られるなんてある意味ラッキーだ」などと、遠藤が長らく本場所から姿を消す想定で心の準備をしてきました。
それが……まさかの夏場所出場ですと~~??
驚き
スポーツ報知によると、遠藤は今日(2015年5月5日)、怪我後初めて土俵上で同部屋の幕下力士たちと12番相撲をとり、全勝。
遠藤のコメントは以下の通り。
『今日これだけ体が動いたし、どんどん良くなると、いいふうに考えて出る方向でいます。この後、トラブルがなければ。今、今日、決めました』(*3)
『良くも悪くもないけど、思ったより動けた。無理なら無理と自分で思う』(*4)(参考、引用:*1*4産経ニュース*2スポニチアネックス*3日刊スポーツ
この流れには、親方も『「普通じゃあり得ない。順調に来た」と驚いていた』(*5)そうで……。(引用:*5スポーツ報知)
親方が驚くくらいなんですから、私はもっと驚きますよ!
遠藤の賭けに乗る
遠藤の発言を総合的に考えてみると、「万全とはいかないけれど、休場するほどでもない。座して「十両陥落」を待つよりも、リスク承知で挑戦してみたい。その方が後悔がない」ということなのかなと思いました。
遠藤がそっちに賭けると決めたなら、私もその賭けに乗るしかないですよ。
ただ、まだ、夏場所の初日まで五日ありますから、その間にもし「トラブル」があれば「やっぱり出場取りやめ」ということになるかもしれません。
でも、この流れでいけば、少なくとも初日は出場できるのかな……?
夏場所での大銀杏デビューも明言したとのことで、その姿を見るのが楽しみではあります。
ハラハラしながらも……。遠藤が無事、夏場所の15日間を終えることができれば良いなと思います。
頑張れ遠藤!!
(追記:その後、遠藤は夏場所を無事乗り越えました!↓)