2025年夏場所。
大相撲中継は、いつも録画したものを見ていて、遠藤の取組をまず見た後は上位戦だけチェックしているのですが、十二日目の大の里戦でちょっと笑ってしまうシーンがありました。
↑その面白シーンの立役者が、この、大の里の対戦相手である
タオルを顔に…
↑取組前。最後の塩をまく前に、伯桜鵬は呼び出しからタオルを受け取ります。そのタオルで普通に顔や体を拭くのかと思いきや……。
↑??? 顔にのせた??
初めて見た
↑この、タオル越しにもはっきりわかる目、鼻、口……(笑)。
まるで何かの彫像のようになっています。
こんな風に、タオルを顔に一枚ペロッと載せる力士は初めて見ました。
伯桜鵬のリラックスルーティーン
伯桜鵬は、この状態で口をパクパク動かして一呼吸したのち、タオル越しに顔をギュッと押さえて、タオルを呼び出しに渡していました。
伯桜鵬にとっては、この流れが取組前のルーティーンで、やると落ち着く動作なのでしょうね。
想像してみると、土俵上で緊張感MAXのときに、タオルで顔を覆うことで視界が暗くなって、そこで呼吸するから洗濯洗剤の良い香りも楽しめて、ほんの数秒のことであってもリラックス効果があるのかもしれません。
期待の若手
伯桜鵬について調べたところ、この力士は2023年に初土俵を踏んだばかりの21歳(鳥取県出身)で、左肩の怪我に苦しんでいるらしいものの、2022年度の実業団横綱で、史上初で幕下付出から所要1場所で十両昇進を果たしたため「令和の怪物」とメディアで呼ばれている等、実力ある若手の様子。
個人的に、あの、タオルを顔にのせる姿がとても印象に残ったので、今後、密かに注目していきたいと思います。
まだまだ伸びしろだらけで、これからが楽しみな力士ですね!