↑先日行ってきた名寄岩の生誕100年記念展では、昭和14年夏場所の番付表も展示されていました。なんと、全幕内力士の顔写真が掲載されています。
↑前年(昭和13年)に関脇に昇進した名寄岩(23歳)の顔写真もありました。
現在の番付表
↑その、古い番付表の隣に「現在の番付表です。名寄岩の活躍した年代の番付表と見比べてみてください」という文言とともに掲示されていたのは、先月開催された2014年秋場所の番付表。所有者は「名寄相撲協会」です。
↑あ、この番付表はうちにもあるな……などと思って見ていたら、右端に記されていた人物の名前に目が留まりました。
↑「追手風直樹」(おいてかぜなおき)……??
……これは……この名前は……!!
東前頭13枚目に昇進した新番付を指さす遠藤。師匠の追手風親方(元幕内大翔山)も会見に同席しました。http://t.co/DBCDQN5kpx #sumo pic.twitter.com/JgMB3x1d3e
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2013, 9月 2
↑遠藤が所属する「追手風部屋」の親方(写真右)の名前じゃないかっ!!
ぬ、ぬ、ぬ……。なぜ追手風親方の名が……。
と思って博物館職員の方に伺ったところ、追手風親方は力士(大翔山)時代に立浪部屋に所属しており、名寄岩も立浪部屋の力士であったことから縁ができ、現在、名寄相撲協会に追手風親方が番付表を送ってくれているのだそう。
まさか……名寄岩からこんな形で遠藤に結びつくとは……。
不思議です!!
(遠藤の顔画像出典:相撲増刊 角界の超新星 遠藤聖大 2014年 04月号 [雑誌])↑私の生まれ故郷の力士、名寄岩。大相撲に興味のなかった私を大相撲の世界に引き込んだ力士、遠藤。
時代も生まれも違って、一見、何のつながりもなさそうな二人なのに、実はつながっていたというこの奇跡!
こうなってくると、私が大相撲ファンになったのも運命かな……なんて思えてきます(笑)。