2018年大相撲秋場所も最終盤。
今場所の遠藤は、皆さんご存じの通り（？）、あまり調子は良くありません。
しかし、毎日毎日、相変わらずすごく一生懸命な相撲で、遠藤なりに精一杯頑張っているのだということが伝わってきます。
↑そんな遠藤の13日目の取り組み相手は、青森県出身22歳の阿武咲（おうのしょう）でした。
VS阿武咲
↑立ち合い、ガツンとぶつかります！
↑そして遠藤はすぐに叩き込みの体勢に！
↑土俵際にもつれ込む二人！！
↑土俵に手を着く阿武咲！ 飛び退く遠藤！
軍配の行方
↑さて、勝敗は如何に？？ 行司の木村晃之助さんが厳しく土俵際を見つめ、軍配を上げたのは……。
↑遠藤……。
と思いきや、
↑やっぱり阿武咲！！
笑顔
すぐに物言いがついて協議が始まることになりましたが、そのとき遠藤は……。↓
↑ニコニコ顔（笑）。
↑……笑うてはる……。遠藤はんが……笑うてはる……（喜）。
このときの遠藤の胸中はどんなものだったのか？
「あれ？ さっき俺の方に一瞬上がらなかった？ 軍配。（笑）」みたいなことを思っていたのだろうか？？ なんて想像してしまいました。
遠藤の勝ち
↑結局、遠藤が土俵外に出るよりも早く阿武咲の手が着いていたということで、軍配差し違えで遠藤の勝ちということになりました。
↑やれやれといった感じの遠藤。
それにしても私は、あのニコニコ遠藤を見て安心しましたよ！
あの表情からは、精神の余裕が見て取れました。遠藤には、自分の相撲に対して上げられたどっちつかずの軍配に対して微笑むような気持ちの余力がある。
怪我に悩んでいないかと心配だったので、明るい様子にホッとしました。
貴重な笑顔
遠藤は、人気が出て注目度が高まるにつれて、公式（？）にはどんどん無口になり無表情になり、勝負師を貫くようになってしまいました。
それは、遠藤自身を色々なものから守るために必要なことだろうと思うので仕方ないのですが、「もうちょっと素の表情とか、素の言葉とか、見たり聞いたりしたいんだけどな～～」と思ってしまうことがあるのも事実。
だからこそ、今日の不意の笑顔は貴重に思えたし、あんな遠藤が久しぶりに見られて嬉しかったです。
頑張れ！
残り、ほんのわずかな今場所。一つ一つの取り組みが、遠藤の糧になるように祈っています。
まずは明日の豊山戦。力を込めて応援してます！
頑張れ遠藤！！
（追記：遠藤は、豊山戦には勝利。今場所の成績は最終的に3勝12敗でした。来場所は勝ち越せたらいいな！）
