2025年7月・名古屋場所も無事終わり、琴勝峰の初優勝など、見どころも色々ありましたが、今場所において私が一番衝撃を受けたのはこちらの貴景勝の姿です!↓
<千秋楽の様子>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) July 27, 2025
三賞が決定しました!
・殊勲賞#玉鷲(3)#安青錦※優勝した場合(初)#草野※優勝した場合(初)#琴勝峰※優勝した場合(初)
・敢闘賞#草野(初)#琴勝峰(2)#藤ノ川※今日勝てば(初)
・技能賞#安青錦(初)#草野(初)#sumo #相撲 #七月場所 #名古屋場所 pic.twitter.com/vlaCYe5hcp
↑「三賞受賞力士」の紙を持っているのが、2024年9月に引退した元大関・貴景勝(湊川親方)なわけですが、いや、貴景勝だと思うのですが、貴景勝だよね???
現役時代から激変
貴景勝といえば、この面差しという印象がとても強いです。↓
↑いつも険しい表情で、汗をかき、息を切らし、重量感がありながらも素早い相撲を取る。そんな力士だったと思います。
それが……。
↑いや……待って、控えめに言って別人。
ご本人であることは頭ではわかっているんだけれども、ちょっと混乱してしまう。
貴景勝なんだけれど、貴景勝ではないような。
「貴景勝さん」って言いたくなってしまうような、見知らぬ人感。
私の知っているあの貴景勝がどこにもいなくなってしまったような寂しさすら感じる。
50㎏減量
そこでちょっと貴景勝について調べてみたところ、貴景勝は引退後、健康面を考えて減量し、現在は現役時より50㎏落ちている(*1)とのこと。(参考*1:Yahoo!ニュース)
wikipediaによると現役時は165kgあったとのことですから、現在は、それでも115kgはあるんですね。顔だけの雰囲気からいくと、80㎏台くらいには見えたのでちょっと意外でした。
無理して食べなくなった
体重の減少について、貴景勝によると、
「自分は無理してご飯を食べなくて良くなったことが、一番変わったことかなと思います。運動量もだいぶ減ったんですけど、やはり一番、食べる量が変わった。
それは意図的に減らしているわけではなくて、今まで結構いっぱい詰め込んでいたので。それをしなくていい」
「もともと食が強くないので。現役の時は気を抜いてしまうとすぐ体重が落ちていた。毎日、体重を夜と朝、量りながら調節していました」(引用:東スポweb)
とのことで、必死にダイエットしたというよりは、無理に食べなくなったおかげで自然と体重が落ちたという側面が強いようです。
表情も無理していた
また、現役時代のあのいつも怒ったような表情についても、「現役のときは無理して作ってるときもあった」(*2)とのことで、あの顔も作ってたんかーい! と、ちょっとずっこけた気持ちになりました(笑)。(引用*2:日刊スポーツ)
無理して作っていた肉体
力士が現役を
それほどまでに無理して作り上げていた肉体だったのだなあと、その苦労が偲ばれます。
そんなに体重を増やさないと勝てないものなのだろうか? とも思ったりしましたが、貴景勝は身長が175cmとそう大柄ではないので、やはり重さを味方に付けた方が有利という考えだったのかもしれません。
でも、貴景勝はいつもフウフウと苦しそうにしていたので、もうちょっと体重を落として(食べ過ぎず内臓負担を減らして)、苦しさの少ない状態で相撲を取ったらどうなったのか、見てみたかった気もします。
寂しい気もするが
貴景勝の見た目の変化に慣れるまでにはまだ少し時間がかかりそうですが、そのうち私も、今の貴景勝を貴景勝と無理なく認識できるようになるんだろうなと思います。
引退により、無理して食べていたのをやめることができたのは、貴景勝にとってとても良かったと思います。
もうあの、土俵下のちょっと不機嫌そうな表情(笑)や、上位相手でも
お疲れ様でした。そして、今後も頑張れ貴景勝!