今日、夢に稀勢の里が出てきました。
遠藤の夢を見たことはありましたが、稀勢の里の夢を見るのは初めてです。
夢ってけっこう支離滅裂だったりするものですが、今日見た夢はわりと筋道が通っていました。
稀勢の里VS新人力士
夢の中で、稀勢の里は、新入幕を果たしたばかりの力士と取り組みをすることになっていました。
それで、立ち合い。
その新人力士は一気に稀勢の里を土俵際に追い詰めますが、そこで稀勢の里の目に炎のような光が宿り、新人力士に強烈な一突きを浴びせ、新人力士は軽くはじき飛ばされ土俵外へ。
突きのあまりの威力に土俵は全壊。
わあ、やっぱり稀勢の里は強かった!! すごい!!
……という夢でした。(こう書いてみると、土俵が壊れるあたり、やっぱりちょっと現実離れしていますね。苦笑)
夢を見た理由
こんな夢を見たのも、私が日頃、稀勢の里に横綱のままでいてほしいと思っているからだと思います。
皆さんご存じの通り、現在、稀勢の里は、横綱として窮地に立たされています。
そんな稀勢の里に、私は、なんとか、なんとか最後まで、諦めずに粘ってほしいと思っています。
横綱審議委員会の北村委員長は、稀勢の里に対し、
九州場所における復活に願いをかけたファンの失望は大きい。(引用:SANSPO.COM)
とおっしゃいました。
しかし、私はこれを聞いて思いました。全然、失望なんかしてないよ! ただ、頑張ってほしい、その応援の気持ちだけだよ!! と。
諦めないでほしい
横綱というのは、成績が求められて、それが達成できないのならば居続けることはできない。
伝統的に、そういう決まりがあるだろうことはわかっています。
稀勢の里の意志に関わらず、半ば強制的に、現役を退かざるを得ない状況というのが発生するかもしれないことも理解しています。
けれど、だったら、そのときが来るまでは、何が何でも横綱という地位から自分からは降りずに頑張ってほしい。
少なくとも、せめて、稀勢の里自身が心の底から納得いくまでは、諦めないでほしい。
やれるところまで
辞めるのは簡単です。
でも辞めるのは一瞬。辞めたら最後、もう二度と元には戻れない。
稀勢の里があとで悔やまないのなら、どんな決断でも、私は支持します。
けれど、周囲から何か言われたからとか、そういう理由で心が弱くなって、自分の本心を裏切るような決断だけはしてほしくない。
最後の最後まで、あがいてほしい。粘ってほしい。へばりついてほしい。せっかくここまで頑張ってきたのだから。
そう単純な話ではないことはわかっていますが、稀勢の里にはどうか自棄(やけ)にならず、「これからまたやり直そうな」の精神で、許される限り、やれるところまでやってほしいです。
頑張れ稀勢の里!!
追記:引退
その後、2019年の初場所で、稀勢の里はついに引退してしまいました。でもよく頑張ってくれました。ファンとして納得のいく終わり方をしてくれたことに感謝したいです。↓