2016年秋場所14日目。
なんとっ!! 大関・豪栄道が初優勝を果たしました!!↓
(画像出典:2016年9月24日放送 NHK総合1 大相撲9月場所 14日目)
↑なんとなんとなんと?? です。
今場所は、序盤、隠岐の海が「横綱二人、大関三人」を撃破する大活躍を見せ、このまま優勝までいくか? と思いきや、途中で足踏み。
期待の稀勢の里も残念ながら今ひとつ白星が伸びず、もやもやっと力士たちが停滞したところで、急に突き抜けるように現れたのが豪栄道でした。
不遇の力士
豪栄道といえば、当ブログでも何回か記事にしたことがありますが……。↓
↑大関昇進後は怪我があったり、角番(かどばん:負け越すと大関陥落)というのもよく聞きましたし、なかなかうまくいかない、実力を発揮しきれていない力士という印象がありました。
今場所も角番で、そんな豪栄道が「優勝」なんていうのは、まったくイメージにありませんでした。
それが、あれよあれよという間に勝ち上がって、優勝です。
豪栄道は「二年に一度のペースで野良猫を拾」っているそうで、そんな繊細なところのありそうな豪栄道が対横綱戦で気持ち負けしないか、特に日馬富士戦では心配でしたが、視線の飛ばし合いにもひるまず、思い切った相撲を取ってくれてほっとしました。
↑野良猫を拾うことに関する情報源はこちら。
遅め
NHK大相撲中継の解説によると、豪栄道は、平成17年の初場所に初土俵を踏み、それから70場所目、約12年かけて初優勝をつかんだことになるそうです。
また、
●新入幕から数えたら54場所目での初優勝は、優勝制度ができて以降では四番目に遅い記録。
●大関になって13場所目での優勝は、昭和以降9番目に遅い記録。
など、豪栄道の優勝が色々と遅めだったことがわかり、辛抱の日々が長かったんだなあと思わされました。
しかし、いくら遅くたって、優勝するっていうのは本当にすごいです。そこまでの結果を手にするくらい、努力を陰で積み重ねたんですね。
努力をしても、しても、なかなか報われなかった。けれどそれが今、急激に花開いて優勝という果実が実った。
この豪栄道の道のりを見て、「何事も、諦めず、辛抱強くやり続けるものだ」と思いました。私も、我慢強く努力を継続しようと思えました。
綱取り
琴奨菊に続き、日本人の優勝力士が出てくれたことは本当に嬉しいです!
豪栄道は、今場所優勝したことで、来場所は綱取りがかかっているんですよね。
豪栄道が横綱……う~ん、頑張ってほしい!!
日本人横綱誕生の夢へ向けて、頑張れ! 豪栄道!!