2015年大相撲九州場所は、遠藤の膝が悪化したようで冷や冷やする場所でしたが、めでたいこともありました。↓
(画像出典:2015年11月22日放送 NHK総合1 大相撲九州場所千秋楽)
↑なんと、密かに注目して応援していた正代(しょうだい)が、十両優勝を果たしたのです!!
出世
「遠藤のような綺麗な相撲が憧れ」という発言から正代に注目し始めて十ヶ月。↓
遠藤つながりで注目し始めた力士が、ここまで出世してくれて嬉しいです!
十両優勝を決めた一番はこちら。↓
(画像出典:2015年11月22日放送 NHK総合1 大相撲九州場所千秋楽)
↑対戦相手は大道(だいどう)。勝てば優勝、負ければ大翔丸(だいしょうまる)との優勝決定戦という一番でしたが……。
(画像出典:2015年11月22日放送 NHK総合1 大相撲九州場所千秋楽 画像内文字は筆者)
↑鮮やかな寄り切りで勝利!
(画像出典:2015年11月22日放送 NHK総合1 大相撲九州場所千秋楽)
↑花道の奥で、付け人の肩を抱いて笑顔を見せる正代。
(画像出典:2015年11月22日放送 NHK総合1 大相撲九州場所千秋楽)
↑表彰式。
緊張
正代は、緊張しやすいタチであることで知られています。
本場所初日の1週間前から緊張による吐き気で食事も取れなくなるほど。「場所中の稽古は緊張で放心状態。四股を踏めと言っても聞いてない」と師匠。(引用:スポーツ報知)
私も、大事な旅行の前などにはかなり緊張して眠れなくなったりするので、この、正代の緊張して体調まで崩すところに共感を覚えました。
正代なりの工夫
しかし、そういう自分の性質を自分でわかっている正代はちゃんと対策も練っているのです。
対戦相手を調べちゃうと『こう来るかも、いや、こうかも』といろいろ考えちゃう。十両に上がってからは直前まで対戦相手を見ない。幕内の中継中にテレビで出るときは、付け人が消してくれる(引用:日刊スポーツ)
↑このように、「対戦相手が事前にわかると考えすぎるから、情報をシャットアウトする」という、自分の緊張をコントロールする術を心得ているあたり、正代のしっかりした内面を感じます。
来場所は入幕が確実といわれている正代。
怪我なく万全の状態で臨み、正代なりの全力の相撲を見せてほしいと思います。
頑張れ正代!