2015年大相撲九州場所八日目。今日、遠藤の対戦相手は逸ノ城(いちのじょう)でした。↓
(画像出典:2015年11月15日放送 NHK総合1 大相撲九州場所八日目 画像内文字は筆者)
あっけない
今年の初場所以来、十ヶ月ぶりの対戦。一体どうなるかなと思って見ていたら……。↓
(画像出典:2015年11月15日放送 NHK総合1 大相撲九州場所八日目)
↑立ち合いで攻め込まれた遠藤、その勢いのまま土俵際に後退し……。
(画像出典:2015年11月15日放送 NHK総合1 大相撲九州場所八日目)
↑あまり粘る感じもなく土俵外に足を出しました。
見ていて、「あれ?」と思うほどあっけなくて、首を傾げました。負けるときでも、いつもなら、もう少し抵抗する感じがあります。けれど今日はどうしたんだろう……。
膝
実況担当のアナウンサーが取り組み前に言っていたことを思い出しました。
『昨日遠藤は土俵際で懸命に残そうとして右膝にかなり負担がかかったように見えました』
取り組み後も『やはり遠藤ちょっとどうですかね、膝がちょっともろかったですね』とアナウンサーが言えば、解説の北の富士さんも『力が入ってないみたいだね』と反応。
昨日の取り組み
その、遠藤の右膝に負担がかかったかもしれない昨日の取り組みといえばこれです。↓
(画像出典:2015年11月14日放送 NHK総合1 大相撲九州場所七日目 画像内円は筆者)
↑対戦相手は旭秀鵬(きょくしゅうほう)。土俵際で、確かに、右膝だけで自分と相手の体重すべてを支えている瞬間がありました。
右膝がかなりグッと曲がった感じではありましたが、不自然な方向に曲がったわけではなく、取り組み後も遠藤は普通に歩けているように見えたので、そこまで心配していませんでした。
けれどもしこの取り組みで、左膝だけでなく、右膝まで傷めてしまったのだとしたら……。
ウワア~~~ッ。それは辛い。やっと左膝が良くなりかけてきたと思った頃に今度は右?
う~ん、泣きっ面に蜂。遠藤も、悔しい思いをしているのではないか……。
でも……。でも!!
ここで私の頭に浮かんだのは、テニスプレイヤー松岡修造さんの「まいにち、修造!」にある、「崖っぷち、だーい好き」という言葉。
そう。遠藤だったら、どんな試練も自分の糧にして、その苦難に果敢に前向きに挑み、乗り越えていってくれるさ!!
(画像出典:2015年11月14日放送 NHK総合1 大相撲九州場所七日目)
力士に怪我はつきものとはいえ、本当に大変だなと思います。
信念を貫くずるさのない相撲ゆえ、苦労することも多いかもしれないけれど、そんな遠藤の奮闘を! ファンはこぶしを握りしめて応援しているよ!!
焦らず慌てず自分のペースで! 頑張れ遠藤!!
(追記:場所中に遠藤の膝が悪化したようで、千秋楽で痛そうな顔を見せていました。大丈夫か? 遠藤……。回復を祈ります。↓)
(2015.11.28追記:スポニチアネックスの記事によると、遠藤が今場所中に傷めたのは「右膝」ではなく「右足首」とのこと。いずれにせよ早く良くなるとよいなと思います。)