↑2013年9月、新入幕した場所から応援し続けてきた遠藤。
遠藤が「遠藤」という四股名だったからこそ、私は遠藤に興味を持てました。
四股名
遠藤を初めて見た2013年9月まで、私は大相撲にほとんど興味がなく、「力士というものは全員が「○○の山」のようなきらびやかな四股名をつけるものだ」と思い込んでいました。
ですから、遠藤という、いかにも普通の名字を四股名としている力士を見たときにとても衝撃を受けました。「そんなのってアリなの??」と。
しかも「遠藤」というのが私自身の名字でもあったため、同じ「遠藤」として応援したい気持ちが強まりました。
もし遠藤が「遠藤」じゃなければ、おそらく遠藤にここまで惹かれることもなく、大相撲を深く知ることもなく人生が過ぎていったような気がします。
遠藤が遠藤ではなくなるような
「遠藤」という四股名は、私と大相撲を結ぶ絆。
私にとってはとても大事なもので、2014年2月に遠藤が「清水川」という四股名に改名予定だったなんて週刊誌の記事を見つけたときには本当に青ざめました。
慣れ親しんだ「遠藤」が、他の四股名になってしまうなんて考えられない。遠藤が遠藤ではなく、幻になってしまうみたい。
(画像出典:2015年1月11日放送 NHK総合1 大相撲初場所初日 画像内円と矢印は筆者)その週刊誌の記事では、『遠藤の名で化粧回しが贈られている』ため、『もらったばかりで名前を変えるのは、さすがに失礼』との判断で、『少なくとも三役や大関昇進』までは改名はないだろう(※1)とあり、とりあえずしばらくは「遠藤」のままだとわかりホッとしたのですが、「三役昇進」なんて時間の問題です。(引用:※1 2014年2月6日号 週刊文春 p.135)
三役に上がったら「遠藤」じゃなくなるかもしれないの?
(画像出典:2015年1月19日放送 NHK総合1 大相撲初場所九日目)↑最近も「遠藤」と刺繍された化粧まわしが地元から贈られているし、そんなすぐに改名ってことはないよね……。でも……。
と、「遠藤じゃなくなったらどうしよう」「きっと遠藤のままでいてくれる」という思いの間で揺れ、遠藤じゃなくなった場合に備えて心の準備をしようとして「うわーやっぱりイヤだ」と頭を抱え、「どうか遠藤のままでいてくれますように」と心密かに願う日々が続いていました。
遠藤のまま
そんな中、唐突に、朗報が飛び込んできました。
なんと! 遠藤の親方が!!
『(大関、三役などに)番付が上がっても、しこ名は変えないで行きます。これで変えたら、おかしくなりますから』
と明言したそうなのです!!(引用:nikkansports.com)
イヨッシャァァァーーー!!
親方!! 英断!! 素晴らしい!! ありがとう!! ありがとうーー!!
四股名「遠藤」支持派だった母も、「いいね。あースッキリした」と明るい声。
「番付が上がっても」という親方の言い方の中に、「横綱」という言葉がないのがちょっと気になりますが……。親方、横綱になっても遠藤は遠藤のままですよね??
そうだといいな!!
「横綱・遠藤」の誕生が楽しみです!!
追記:親方が再明言「(四股名は)このままでいく」
上記記事を書いてから約三年。
ついに遠藤が2018年5月場所での新三役昇進を確実なものにしました!
三役昇進に合わせて四股名を変えるのか否か? 私は2015年に親方が「変えないでいく」と言っていたので安心していたのですが、親方、改めて「今のままでいきます」と明言してくれたそうです。(参考:sanspo.com)
そうだよね? そりゃそうだよね??
変えるなんて言われたら、「えーっ、前、遠藤のままでいくって言ったじゃん!! 親方!!(笑)」って大騒ぎするところですよ。
その、普通っぽい名字のまま、上にいってほしいです。それが遠藤らしくて格好いいと思うんだけどな~。