↑2014年名古屋場所7日目の取り組みを終え、帰りの車へ向かう友綱部屋の「旭」(きょく)三人衆。左から、旭大星、旭秀鵬、旭天鵬です。
旭大星の笑顔
(画像出典:2014年7月19日放送 NHK 大相撲名古屋場所七日目)↑旭秀鵬の隣で楽しそうに笑う旭大星。その表情からは「安心感」が見て取れます。そんな旭大星を見ていて、私は「旭秀鵬兄さん!! ありがとう!!」と思わずにはいられませんでした。
(画像出典:映画「辛抱」)↑我が旭川市の高校を卒業して、すぐに上京し、入門した旭大星。稽古初日、体つきもまだ頼りなく、不安げにしていた旭大星の廻しを直してあげていたのが兄弟子・旭秀鵬でした。
旭秀鵬
(画像出典:映画「辛抱」)↑泣いている旭大星を慰めてくれていたのも旭秀鵬だった……。
(画像出典:2014年7月19日放送 NHK 大相撲名古屋場所七日目)↑相撲の道に生きることに覚悟が持ちきれず、一度は部屋から逃げた旭大星。しかし思い直し、部屋に戻って精進し、今、こうして「自分の道をここに見つけた」という晴れ晴れとした顔で力士として歩いている。
旭大星自身の努力があるのはもちろんのこと、旭秀鵬を始めとした、周囲の兄弟子たちのおかげも大きいですよね!!
力士の絆
相撲は、力士たちが寝食をともにして過ごすので、単なる「先輩、後輩」という上下関係ではなくまさに「兄」や「弟」のような家族に近い絆が生まれてくるように思えます。「兄弟子」「弟弟子」とは良く言ったものです。
7日目は、「旭」関取四兄弟(旭日松、旭大星、旭秀鵬、旭天鵬)すべて黒星で残念でしたが、8日目以降は少しでも多くの白星を挙げられると良いなと思います! 頑張れ旭兄弟!
追記:旭大星が新入幕!
2018年5月場所で、旭大星が幕内に入ることが決まりました! 祝・新入幕!
入門した当初の姿を知っている身としては、本当に感慨深い。
上記映画「辛抱」内で旭大星の面倒を見ていた兄弟子たちは、同じ場所で、旭大星より下の番付になります(旭秀鵬は十両3枚目、旭日松は幕下46枚目)。
ついに弟が兄を超えました。
兄弟子たちの恩に報いるためにも、旭大星には頑張ってほしいです!↓