【大相撲】旭大星が新入幕を果たす!~北海道出身の幕内力士は20年ぶりで桜咲く【2018.5夏場所】

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2018年五月場所。

遠藤が新小結に昇進でめでたいわけですが、なんと、我が北海道旭川市の期待の星・旭大星も来場所に新入幕を果たします!

↑遠藤のめでたい場所と旭大星のめでたい場所が重なるとはなんという偶然というか奇跡!

W(ダブル)めでたいで、私にとっては記念すべき場所になりそうです。

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よく頑張った

それにしても旭大星。

相撲
(画像出典:辛抱

↑入門直前の姿をドキュメンタリー映画「辛抱」で見たときに、その、硬派とは言いかねる、スマートでオシャレな、いかにも今時の若者っぽい風情に、「大相撲なんて、泥臭くてしきたりが厳しそうで大変そうな世界で、彼は本当にやっていけるんだろうか?」と心配になりました。

でも、大相撲の世界に行こうだなんて、すごいし、偉い。

上京前、レストランで一緒に食事したお父様から「帰ってくる場所なんてないということを覚悟しておけよ。どのくらい覚悟してる?」と問われ、

めっちゃ

と答えていた旭大星。

め、めっちゃって……(笑)(笑)。

と思いながらも、めっちゃ覚悟しているという、その旭大星の言葉を信じて応援しよう!

と、陰ながら声援を送ってきました。

ダメでも仕方ないと思っていた

でも、心の中で諦めもありました。

昔は相撲王国だった北海道も、今は空っ風が吹いている。

ようやく一人、旭大星が挑んでいってくれたけれど、幕下にも上がれないままに終わる力士が大勢いる相撲界の中で、上に行くのは簡単ではないだろう。

旭大星なりに、精一杯頑張ってはほしい。でも結果、あまり成績が残せなくても驚かないし、仕方ない。

そんな風に、心の隅に諦観があったゆえに、旭大星が十両に上がったときは、すごすぎる!! と思いました。

十両で足踏み

しかしその後、旭大星は十両で足踏み。幕下に落ちていた時期もありました。

ここまでか。と、私は内心覚悟を決めました。

仕方ない、旭大星はよく頑張ってくれた。北海道出身の13年ぶりの関取として故郷に錦を飾ってくれた。

頑張ってはほしいけど、ここまでよくやったよ。

そう思いながら経過を見ていたら、旭大星、徐々に、十両の上位に食い込むようになってきました

勝ち越し、負け越し、勝ち越し勝ち越し……。

おっ……おおっ??

そしてついに先々場所、十両筆頭(西)での勝ち越し

それでは幕内に上がれず、先場所、再びの十両筆頭(東)での勝ち越しで、ついに!!

新入幕決定ーーー!! わーー!! すごいじゃん! 幕内力士じゃん! 旭大星!!

番付表の一番上

↑旭大星の部屋の友綱親方(元・旭天鵬)がツイッターに載せてくれた番付表。

相撲
(画像出典:友綱親方 Nyamjav Tsev (@tenhou_ohsima)  画像内傍線は筆者)

↑一番上の段に旭大星の名!

そして北海道の文字!!

……やっぱり、相撲って、故郷を背負って闘うものですからね……。

北海道出身の幕内力士が出るのは20年ぶり。

20年ぶりに、この、番付表の一番上に「北海道」という文字が躍ったんですね。

いやあ~……。嬉しいねえ……!

桜のピンク

↑そして、新番付発表の日(4月30日)、旭大星の出で立ちは薄いピンク

季節も春だし、「桜咲く……」みたいなめでたい感じをイメージして選んだのかな?

と思っていたら、今日の北海道新聞に、「4月30日に旭川で桜開花」という記事が載っていました。平年より五日早い開花だそう。↓

相撲
(画像出典:2018年5月1日 北海道新聞朝刊 15面)

旭大星の新入幕が発表された日に咲いた、旭川の桜。

まるで旭大星を祝福しているようですね!!

めっちゃ頑張った旭大星! 幕内に定着する力士にぜひなってほしい! 頑張れ旭大星!

(追記:旭大星、新入幕の場所で10勝を挙げ、敢闘賞受賞です! すごい!↓)

新入幕の旭大星が10勝を挙げ、見事敢闘賞を受賞しました!「これでダメだったらしょうがない」と思えるくらい稽古したというところに感心しました。
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大相撲 春夏秋冬」運営者のです。

遠藤関の登場で大相撲ファンになりました。遠藤関の活躍を中心に、大相撲で気になったことを記事にしています。

その他の主な注目力士は、正代朝乃山

北海道旭川市在住。お茶の水女子大学卒業。

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