2015年大相撲夏場所も残すところあと一日。
(画像出典:2015年5月23日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十四日目)↑そんな折、大関豪栄道(ごうえいどう)休場の報が入ってきて驚きました。昨日までは元気そうな姿を見せていたのに……。
豪栄道が怪我をした瞬間
なぜ? と思っているところに、アナウンサーの説明が。『一昨日の相撲、横綱白鵬を首投げでやぶった相撲で左の肩を俵(たわら)に打ち付けて傷めてしまいました。左の肩峰(けんぽう)剥離骨折です。肩の一番高いところです』
これを聞いて、「ああ!」と合点がいきました。
その、豪栄道が肩を痛めたという取り組みは、当ブログでも紹介しました。↓
↑豪栄道が、白鵬(はくほう)の首を抱えて俵の外へ!
(画像出典:2015年5月21日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十二日目)↑ものすごい勢いで頭から土俵に突っ込んでいきます。
(画像出典:2015年5月21日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十二日目)↑そして左肩で着地。
(画像出典:2015年5月21日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十二日目)↑左肩を軸とするように回転しながら土俵の下へ。
これを見ていて、母と、「ブレイクダンスみたいだね」と話していたのです。
すり傷が
(画像出典:2015年5月21日放送 NHK総合1 大相撲夏場所十二日目)↑取り組み後、豪栄道の左肩にはすり傷ができていました。
平気そうな顔をして、翌日も出場していましたが、実は骨折していたんですね。肩からあんな落ち方をすれば確かに骨折もするよと思います。
47ニュースによると、『約4週間の加療を要する見込み』とのことで、来場所(7月)には治るでしょうか? 大事にして、またぜひ土俵の上で活躍する姿を見せてほしいです。
(追記:この怪我から一年四ヶ月後となる2016年秋場所、豪栄道が初優勝を果たしました! こんな日が来て良かった! めでたい!↓)
追記:豪栄道引退
<豪栄道引退のお知らせ>
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2020年1月28日
令和2年1月28日、大関 豪栄道(本名 澤井 豪太郎、境川部屋)は引退し、年寄 武隈を襲名しました。 pic.twitter.com/JjiZm62QB4
2020年3月追記:2019年末からボロボロと顔なじみの力士の引退が続きましたが、ついに2020年1月末、豪栄道が引退してしまいました。
この、豪栄道の引退というのが、存外に寂しくて、3月場所、いつも豪栄道がいた大関の場所に豪栄道がいないことの切なさを感じています。
豪栄道という力士は、いてくれるだけで、なんとなくその場が大相撲らしくなるというか、そういう存在だった気がしています。
もうあの、豪栄道が取り組み前に使っていたレモンイエローのタオルが見られなくなるかと思ったら寂しい。
本当はもう少し、豪栄道の相撲を見ていたかったです。
ありがとう豪栄道。親方としての今後の活躍を期待してます!