大相撲に興味を持って以来、少しずつ「決まり手」(寄り切り、押し出し、など)についても勉強しています。
そんな中で、「一本背負い」という決まり手があるのを知りました。
大相撲で一本背負い?
えっ、大相撲で一本背負いなんてあるの? すごい! と思ったのですが、wikipediaによると、大相撲における一本背負いとは成功率の低いもので、仕掛けてもほとんど失敗して負けるため実践する力士も滅多にいないとのことでした。
しかし! 昨日(2014年1月23日)の取り組み結果一覧を見ていたら、なんと決まり手に「一本背負い」の字が……!
ぬわにーー! 誰か、一本背負いをやったの??
どうやら、前頭十六枚目の「里山」が、前頭八枚目の「栃乃若」に対して一本背負いを成功させたようなのです。
こんなときのために!! 大相撲中継の録画を始めたんだ!
早速録画を巻き戻してチェックします。里山、里山……。あ、これだーーッ!
里山の一本背負い
(画像出典:2014年1月23日放映 NHK大相撲中継 初場所十二日目)(画像出典:2014年1月23日放映 NHK大相撲中継 初場所十二日目)(画像出典:2014年1月23日放映 NHK大相撲中継 初場所十二日目)(画像出典:2014年1月23日放映 NHK大相撲中継 初場所十二日目)↑一本背負い!
(画像出典:2014年1月23日放映 NHK大相撲中継 初場所十二日目)↑映し出される「一本ぜおい」の文字。どよめき立つ会場。
こういう、チャレンジ精神を感じる取り組みは、見ていてワクワクしますね! 解説の北の富士親方も「嬉しい」とおっしゃっていました。(2017年追記:北の富士「親方」じゃないですね(笑)。大相撲ファン初心者だった頃ならではの間違いです。)
一本背負いを決めた里山関は、この日の「敢闘精神あふれる力士」の投票一位に輝いていました。
珍しい、良いものが見られました。今後も、頑張れ里山!
(大相撲データによると、里山も、遠藤と同じく名字をそのまま用いているようです。)