2021年大相撲九州場所も最終盤！！
↑今場所は、幕内の土俵に久々に阿炎の姿がありました。
昨年起こした不祥事で三場所の出場停止ののち、幕下から這い上がって七場所ぶりに幕内に復帰した阿炎。
今の阿炎はどんな相撲を取るようになったのか？ 何か変わった点はあるのか？ それとも以前と変わらずなのか？
今場所、その相撲内容をまだチェックできていなかったので、13日目の貴景勝戦で見させてもらうことにしました。
気迫が違う
↑すると、立ち合いの諸手突きから突っ張りに入るスタイルは以前と変わらず。
しかし、何か、気迫が違う。
↑とにかくがむしゃらに、前へ前へ、攻め込んでいこうという気持ちが伝わってきます。
以前はもう少し相撲に「軽さ」があった気がしましたが、体型的に太ももあたりの筋肉もガッシリして、力強さ、重みが加わった感じがします。
↑そして、押して、押して！！ の勢いで、なんと貴景勝に勝利！！ すごい！！
神妙インタビュー
そして取り組み後のインタビュー。
（画像出典：2018年1月28日放送 NHK総合1 大相撲初場所千秋楽 画像内矢印は筆者）
↑阿炎のインタビューといえば、この、カメラに向かってピースサインをしていたときのものがかなり印象に残っています。
その他のインタビューのときも基本的にはいつもニコニコで、
それが……どうなったのかな……。今も変わらないのかな……。
↑と思って注目して見ていたら、阿炎、神妙な真面目顔を終始崩しませんでした。
すごく落ち着いていました。
人としての成長
ワチャワチャした明るい人柄は良いものですが、やはり大相撲というものへの信頼を考えたとき、しっかりした真面目な態度を取れるというのは大事だと思います。
やっぱり、力士という存在には、そんじょそこらの人ではなく、鍛え上げられた、磨かれた精神の持ち主であってほしいです。
最初からそうではなくても、そういう風になろうと自己を律する努力をしている阿炎を応援したいと思いました。
上位を狙え
14日目の照ノ富士戦でも、阿炎はかなり善戦し、照ノ富士を土俵際まで追い込んだのでオオッ！！ と思いました。
幕内復帰後すぐに優勝戦線に絡むとは、今後がかなり期待できますね！
日本人力士が大関で足踏みしてなかなか横綱にたどり着けないでいるので、阿炎にはぜひその最上位を狙って頑張ってほしいです！！
引退届
なお、今回調べたところ、不祥事後に阿炎が提出した「引退届」を日本相撲協会は預かったままであり、
今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には預かっている引退届を受理する（*1）
ことになっているそうです。（引用*1：wikipedia）
次は無い。けれど、だからこそ、その緊張感で頑張れるということもあると思います。
今後の飛躍を願っています。
頑張れ阿炎！
