2018年夏場所も先日無事終わったわけですが。
注目していた、新入幕の旭大星!!↓
<千秋楽の様子>三賞受賞力士が記念撮影。旭大星、松鳳山、栃ノ心、千代の国。 #sumo #相撲 pic.twitter.com/3EE6hcxlbP
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2018年5月29日
↑見事、敢闘賞受賞です! やってくれました!!
「三賞受賞力士」として名を連ねるなんてすごいです!
十勝五敗
入門から十年でやっとつかんだ新入幕。
十両昇進してくれただけでもバンザイ!! だったのに、幕内にまで上がってくれて、言うことなし!!
もうこれ以上は望まない! とにかく精一杯頑張ってくれ!! できれば勝ち越してほしい!!
と、思って見ていたら、なんとなんと、勝ち越しどころか二桁勝利の「十勝五敗」です。
(画像出典:2018年5月27日放送 NHK総合1 大相撲夏場所千秋楽)↑千秋楽、取り組みを勝利で終えて花道を引き揚げる旭大星。最初は神妙な顔つきだったのですが……。
(画像出典:2018年5月27日放送 NHK総合1 大相撲夏場所千秋楽)↑付け人の旭日松を見つけてこの笑顔(笑)。
インタビュー
(画像出典:2018年5月27日放送 NHK総合1 大相撲夏場所千秋楽)↑そして、敢闘賞インタビュー。
アナウンサーから「かなり手応えを持って臨んだ今場所、新入幕でしたか?」と問われた旭大星は
そうですね、けっこういっぱい稽古したんで、これでダメだったらしょうがないかなと思いました。
と返答。これを聞いて私は感心しました。
「これでダメだったらしょうがない」。そう思えるのは、本当に、自分が納得いくまで努力(稽古)した証拠ですよね。
本当に自分なりに頑張ったときって、結果がダメでも気にならないんですよね。笑っちゃうんですよね。あんなにやったのにどういうことなんだろうって。
そういうときは悔いもなく、爽やかな気持ちで納得できる。
そこまで努力できた旭大星はすごいなと思いました。
でも今回は、結果もちゃんと伴って良かったですよね!
来場所以降も
先ほどのインタビュー内で、アナウンサーに「今日もいい動きでしたが」と言われ、
そうですね。今場所けっこう体が動いているんで。来場所も動けるといいです。
と答えていた旭大星。
もうすでに来場所を見据えているところに頼もしさを感じました。
旭大星自身だって、ここで終わるつもりではないはず。
応援側としては、とにかく、行けるところまで行け! 頑張れ!と旗を振るしかできませんが、旭大星の今後の幕内での活躍を期待したいです。
奇跡を目撃
……大相撲とは関係のない、柔道の世界からやってきた旭大星。
十両に上がってから幕下に落ちていたとき、こんな展開はあまり予想できませんでした。
でもきっと旭大星自身は腐らずに努力を続けていたんですよね。
人生の一場面だけ切り取れば下降線でも、諦めず長い目で見ていけば上昇線というのを、旭大星に見せてもらった気がします。
同郷(北海道旭川市)の力士が幕内で活躍できるのを見られるのは、旭大星の次には一体いつになるのかわかりません。
旭大星自身が、北の富士に続いて旭川市から出た54年ぶりの幕内力士なのですから、次の旭川出身幕内力士が出るのはまた54年後でもおかしくない(笑)。
そう考えると、私は今、とても貴重な瞬間を目撃しているんだ! という気持ちになります。
旭大星が幕内で相撲を取る姿を見られる奇跡に感謝しながら、来場所以降も応援していきます。
頑張れ旭大星!